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- 覘き小平次
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- 価格
- 692円(本体629円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043620067
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
怪異は一切起きていないにも関わらず、登場人物の葛藤や想いが複雑に絡み合うことで、結果、何とも言えない不気味な異形の存在を作中から感じ取ってしまう、怪談小説となっている。今夏、ぜひ夜中に読んで心中を冷やしてほしい。(SSS/男性/30代)
[BOOKデータベースより]
押入で死んだように生きる木幡小平次は、天下随一の幽霊役者。ある時、旅巡業の声がかかるが、それは凝り続けた愛と憎しみが解き放たれる修羅の幕開けであった。女房・お塚を始め、小平次の周りに蠢く生者らの欲望、悲嘆、執着が十重二十重に渦巻き絡み合い炸裂し―やがて一つの異形の愛が浮かび上がる。人間という哀しい華が圧倒的に咲き乱れる、これぞ文芸の極み。古典怪談に材を取った『嗤う伊右衛門』に続くシリーズ第二弾。第16回山本周五郎賞受賞作。
[日販商品データベースより]幽霊役者の木幡小平次、女房お塚、そして二人の周りでうごめく者たちの、愛憎、欲望、悲嘆、執着……人間たちの哀しい愛の華が咲き誇る、これぞ文芸の極み。第16回山本周五郎賞受賞作!!