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集英社新書 1236I
集英社 田近亜蘭
点
「この健康食品は八〇%の人に効果があった」と表示があると、その商品には高い効果があると感じるものだ。しかし、実際には「たった一〇人を調査して八人に効果があった」だけかもしれない。医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において重要だ。「ヘルスリテラシー」とは、「自分に適切な医療・健康情報を探し、理解して活用する能力」である。その身につけ方や正確な医療情報へのアクセス法について、エビデンス研究の専門家医師が詳細な解説する。
はじめに 脳から真偽追求のアラームを第1章 日本の新聞の医療情報は偏っている第2章 五月病、HSP、カサンドラ症候群、自律神経失調症…それは病気なのか?第3章 「うつ病の再発率が60%」は本当か…3つの観点で読み解く第4章 医療広告に「体験談」「回数無制限」「施術前後の写真」は禁止第5章 健康食品やサプリメントの表示に法律規制あり第6章 ギャンブラーの思い込み…確率、数字のトリックを見やぶる第7章 医療の「エビデンス」には6つの「レベル」がある第8章 確かな医療情報は「診療ガイドライン」にあり第9章 「がん情報サービス」…わかりやすい公式情報はここにある第10章 ジャーナルに掲載の医学論文にアクセスする方法第11章 医療情報の「見極めかた」と「誤りを信じ込む心理」おわりに 正確な情報は微妙な濃淡の中に
「この健康食品は80%の人に効果があった」と表示があると、その商品には高い効果があると感じるものだ。しかし、実際には「たった10人を調査して8人に効果があった」だけかもしれない。医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において重要だ。「ヘルスリテラシー」とは、「自分に適切な医療・健康情報を探し、理解して活用する能力」である。その身につけ方や正確な医療情報へのアクセス法について、エビデンス研究の専門家医師が詳細に解説する。【主な内容】新聞に載った医療情報…20年後は有効か?「死亡率が3倍に!」といっても…医療広告に「体験談」「回数無制限」「施術前後の写真」は禁止オンライン診療の「やせ薬」処方でトラブルが急増中通報サイト「医療機関ネットパトロール」がある健康食品はあくまで「食品」「飲酒する人には肺がんが多い」は適切か…因果関係の証明は難しい平均寿命…余命はあと何年?医療の「エビデンス」には6つの「レベル」がある 「診療ガイドライン」とは医師の診療手引書診療ガイドラインが検索できる便利なサイトがある「がん相談支援センター」を活用しよう「標準治療」ががんの最良の治療法「先進医療=上質な治療法」ではない「緩和ケア」は終末期の治療ではない「統合医療」「代替療法」…ことばを整理する医療情報の「見極めかた」と「誤りを信じ込む心理」真実はもっとも面白くないあたりにある田近亜蘭(たぢか・あらん)1972年大阪市生まれ。京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学分野准教授。医学博士。精神科指導医・専門医。精神保健指定医。京都大学大学院医学研究科博士課程医学専攻修了。関西医科大学精神神経科・医局長、京都大学医学部附属病院精神科神経科外来医長などを歴任。『日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023』『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』ともに作成委員。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
「この健康食品は八〇%の人に効果があった」と表示があると、その商品には高い効果があると感じるものだ。しかし、実際には「たった一〇人を調査して八人に効果があった」だけかもしれない。医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において重要だ。「ヘルスリテラシー」とは、「自分に適切な医療・健康情報を探し、理解して活用する能力」である。その身につけ方や正確な医療情報へのアクセス法について、エビデンス研究の専門家医師が詳細な解説する。
はじめに 脳から真偽追求のアラームを
[日販商品データベースより]第1章 日本の新聞の医療情報は偏っている
第2章 五月病、HSP、カサンドラ症候群、自律神経失調症…それは病気なのか?
第3章 「うつ病の再発率が60%」は本当か…3つの観点で読み解く
第4章 医療広告に「体験談」「回数無制限」「施術前後の写真」は禁止
第5章 健康食品やサプリメントの表示に法律規制あり
第6章 ギャンブラーの思い込み…確率、数字のトリックを見やぶる
第7章 医療の「エビデンス」には6つの「レベル」がある
第8章 確かな医療情報は「診療ガイドライン」にあり
第9章 「がん情報サービス」…わかりやすい公式情報はここにある
第10章 ジャーナルに掲載の医学論文にアクセスする方法
第11章 医療情報の「見極めかた」と「誤りを信じ込む心理」
おわりに 正確な情報は微妙な濃淡の中に
「この健康食品は80%の人に効果があった」と表示があると、その商品には高い効果があると感じるものだ。
しかし、実際には「たった10人を調査して8人に効果があった」だけかもしれない。
医療の定説や広告、健康食品の表示など、「情報」の正誤や信頼性を見極めること、それは自らの健康を守るための意思決定において重要だ。
「ヘルスリテラシー」とは、「自分に適切な医療・健康情報を探し、理解して活用する能力」である。
その身につけ方や正確な医療情報へのアクセス法について、エビデンス研究の専門家医師が詳細に解説する。
【主な内容】
新聞に載った医療情報…20年後は有効か?
「死亡率が3倍に!」といっても…
医療広告に「体験談」「回数無制限」「施術前後の写真」は禁止
オンライン診療の「やせ薬」処方でトラブルが急増中
通報サイト「医療機関ネットパトロール」がある
健康食品はあくまで「食品」
「飲酒する人には肺がんが多い」は適切か…因果関係の証明は難しい
平均寿命…余命はあと何年?
医療の「エビデンス」には6つの「レベル」がある
「診療ガイドライン」とは医師の診療手引書
診療ガイドラインが検索できる便利なサイトがある
「がん相談支援センター」を活用しよう
「標準治療」ががんの最良の治療法
「先進医療=上質な治療法」ではない
「緩和ケア」は終末期の治療ではない
「統合医療」「代替療法」…ことばを整理する
医療情報の「見極めかた」と「誤りを信じ込む心理」
真実はもっとも面白くないあたりにある
田近亜蘭(たぢか・あらん)
1972年大阪市生まれ。京都大学大学院医学研究科健康増進・行動学分野准教授。医学博士。精神科指導医・専門医。精神保健指定医。
京都大学大学院医学研究科博士課程医学専攻修了。
関西医科大学精神神経科・医局長、京都大学医学部附属病院精神科神経科外来医長などを歴任。
『日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023』『統合失調症薬物治療ガイドライン2022』ともに作成委員。