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【2018年09月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部 シンボルとしての広告(広告表現とエスニシティ:マジョリティ・マイノリティ関係の観点から;公共空間における「女らしさ/男らしさ」の表象:公共広告、プロモーション動画、映画ポスターを例に ほか)
[日販商品データベースより]第2部 シグナルとしての広告(あなたに“最適な”広告:パーソナルデータに基づく広告の仕組みと課題;ランキングと広告の「客観性」 ほか)
第3部 かたちを変える広告(広告都市の地層:メディア技術とのかかわりを中心に;芸術と共振するブランド・コミュニケーション ほか)
第4部 これまでとこれからの広告(日本の広告産業の歴史:広告企業の呼称と機能の変遷;広告制作者と広告批評 ほか)
《定価:税込2,640円》
私たちの生活に存在する無数の広告。特に近年、デジタルメディアの普及によって、その役割や表現、手法は多様化し、私たちの生活様式やものの見方、購買行動に大きな影響を与えている。
本書は、広告の現状や課題と、広告をめぐる私たちの日常体験について、マーケティング的な視点からではなく、文化との結びつきをとらえるような社会学的観点から考える。
第1部では、伝統的かつ現代においても中心的である、広告の「シンボル」という機能について、エスニシティ、ジェンダー、美容、青春をトピックとして論じ、広告と私たちの社会に共有される価値の関係を捉える。
第2部では、商品やサービスについての情報を提示する、広告の「シグナル」としての側面について、パーソナルデータに基づく広告表示や、ランキング、口コミの3つのテーマから論じる。
第3部では、都市における広告展開や企業のPR活動、政治家によるプロパガンダ、一種の推し活としてファンが担う「応援広告」などを具体例を交えて取り上げ、私たちの日常の中で多様な形態をとる「広告」や「広告的なもの」について論じる。
第4部では、より俯瞰的かつ抽象的な視野で広告を捉えるため、広告産業の歴史や、広告制作者の仕事の捉え方と広告批評の役割、広告についての社会学的思考の系譜をトピックとして、理論や歴史について整理していく。そして最後に広告文化を倫理の面から捉え、広告のあるべき姿や善悪の問題、私たちの広告との付き合い方について議論するための視点を提示する。
[編者]
宮ア 悠二(編者、7・12・14・15章)
藤嶋 陽子(編者、第5・15章)
陳 海茵(編者、第9・10・15章)
[執筆者]
有賀ゆうアニース(第1章)
関根 麻里恵(第2章)
谷本 奈穂(第3章)
小川 豊武(第4章)
宇田川 敦史(第6章)
飯田 豊(第8章)
陳 怡禎(第11章)
加島 卓(第13章)