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【2017年02月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部 標本から過去を知り、未来を予測する(標本のDNA情報からひもとく絶滅危惧チョウ類の栄枯盛衰と保全;博物館標本から稀少種の過去を探る:鳥類の保全遺伝学;昆虫の標本DNAによる分子系統解析;古代DNAで探る縄文時代の鯨類の遺伝的多様性;博物館に収蔵されている植物標本のDNAバーコーディングへの活用)
[日販商品データベースより]第2部 標本から情報を取得する方法(標本DNAの活用法;標本を対象としたシーケンス解析;標本DNAにおけるマイクロサテライト解析の手法;標本DNAからMIG‐seqでゲノムワイド変異を調べる;ターゲットキャプチャー法による遺伝情報の収集 ほか)
博物館標本はタイムカプセル! 何が入ってる? どうやって調べる?
DNA解析技術の発展により,博物館の標本が雄弁に語りはじめた! 採集の時期や場所の情報,他の標本から得られたデータも組み合わせれば,生物多様性の歴史が見えてくる。過去を知り未来に活かすためのノウハウを簡明に解説。
◎DNAの解析技術の発展で,標本のDNAも解析可能に!絶滅した生物の詳細が見えてきた。
◎最先端で活躍する若手研究者が,標本からのDNA採集のノウハウを紹介。
◎将来の研究者に貴重な標本を引き継ぐために,現在の利用者,管理者は何をすべきだろう?
◎できるだけ多くの情報を未来に送るための標本の作り方とは?
◎2022年のノーベル医学・生理学賞で注目された標本DNA研究の魅力を満載。
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・過去に採集され保管されていた標本からDNAを採取して解析できれば,過去の遺伝的多様性や集団の大きさがわかるはず。絶滅のおそれのある生物で調べれば,減少の要因を推定することができる。チョウの仲間やシマフクロウ,タンチョウなどを例に紹介。
・もちろん,進化のプロセスを解明することも。今は絶滅してしまい,標本しか残っていない生物と,現生生物の関係も明らかにしたり,種の同定が困難だった標本の正体を明らかにしたり。
・遺跡から出土した動物の骨からDNAが採取できれば,古代の環境の推定が可能に。人間の影響が少ない時代の生物のようすを知ることができるかも。
・標本から得られたDNA情報もデータベース化されている。どんな研究ができるのだろうか?
・標本からDNAを採集するための技術を,目的に即して解説。
・DNA情報を壊さずに維持するために必要な標本管理のノウハウ,貴重な標本を利用させてもらうために知っておくべきことも丁寧に解説。