統治の法としての憲法

初期アメリカ憲法学における憲法秩序の構想

日本評論社
大久保優也　

• 価格: 5,280円（本体4,800円＋税）
• 発行年月: 2024年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535527867

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　コモン・ローと「法の科学」（イングランドからアメリカにいたる法の「科学的」研究の流れ；ストーリーにおける法の「科学的」研究とコモン・ロー；小括）
第２章　憲法と憲法解釈の基礎―ストーリーの『アメリカ合衆国憲法釈義』（植民地時代からのコモン・ロー継受のあり方；合衆国憲法と社会契約理論―憲法の性質は何か　ほか）
第３章　土地と統治（ブラックストーン『イングランド法釈義』における物的財産の中心性；ケント、ストーリーにおける土地所有と「商業」）
第４章　金融と統治―アメリカ合衆国銀行設立論争と二つの憲法像（ジェファソン、ハミルトンの国立銀行論とその憲法像；ストーリーの『合衆国憲法釈義』における国立銀行論）
第５章　商業と統治（商事法と法人；Ｃｈａｒｌｅｓ　Ｒｉｖｅｒ　Ｂｒｉｄｇｅ事件とストーリー　ほか）

[日販商品データベースより]

最初期の著作や判例からアメリカ憲法学が目指した「憲法秩序」の構想を明らかにし、「統治の法」としての合衆国憲法の性格を提示。