- 銀座で一番小さな書店
-
- 価格
- 671円(本体610円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094073867
[BOOKデータベースより]
国内外で注目を集める「森岡書店」。新しい取り組みをしようと著者が考えたのは、前代未聞の「一冊の本だけを売る店」だった。計画は難航するものの銀座の近代建築ビルと出合い、二〇一五年、わずか五坪の書店をオープン。インバウンドに沸く街、その後のコロナ禍、坂本龍一氏との出会い、ニューヨーク行等―目まぐるしい変化の中で模索し続けてきた書店主が、十年間の奮闘を軽快な筆致で綴る。デジタル全盛の今、「本」が人と人をつなぐことの意味、オリジナリティあふれる生き方について考えさせられる一冊。
「一冊の本を売る書店」というヴィジョン
石炭置き場に導かれて
国際的に大ブレイクか
妄想野郎
山形との関わり
鈴木ビルについて
銀座をあるいて考えた
「FRONT」の謎
頭髪問題
幻の写真家がのこしたもの
コロナ禍のリアル
「許す」とは何か
私も泣きました
ソール・ライターのニューヨーク
銀座から「あてのない旅」へ
一冊の本しか売らない書店が銀座にオープン
「一冊の本だけを売る」をコンセプトに、国内はもとより海外からも大きな注目を集めている「森岡書店」。
前作『荒野の古本屋』で書かれた東京・茅場町の古書店時代を経て、舞台は銀座へ進出。
新しいことに取り組みたいと考えた著者の中で芽生えていたのは、前代未聞の構想だった。
「あと五年、十年したら、自分はどうしているのだろう。人間の寿命を考えても、あとどれくらい仕事ができるのだろう。調べたかぎり『一冊の本を売る書店』というアイデアは他にない。やってみようか、いや、やってみよう」(本文より)。
こうして、「一冊の本を売る」という型破りな書店の実現に向けて舵が切られることとなった。計画はさまざま難航するものの、導かれるようにして銀座の近代建築ビルと出合い、2015年、わずか5坪の書店のオープンを果たす。
インバウンドに沸く銀座の街、その後のコロナ禍、坂本龍一氏との出会い、ニューヨークでのソール・ライター財団との仕事……。目まぐるしい変化の中で模索しながら歩を進めてきた書店主の9年に渡る奮闘が軽快な筆致で綴られて行く
解説は日本初のタウン誌として知られる「銀座百点」編集長の田辺夕子さん
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