[BOOKデータベースより]
“目の前で苦しんでいる患者を何とかしたい”その思いから生まれたアルゴリズムを書籍化しました。緩和ケアで誰もが経験する5大症状(痛み、せん妄、悪心・嘔吐、呼吸困難、倦怠感)への対応を、実践的アルゴリズムに沿って解説。現場の経験から導き出した“何とかするための手順”がわかる!
1章 痛み(痛みと闘うためのツール;痛みが取れないときはスリーステップの見直し! ほか)
2章 せん妄(せん妄と闘うためのツール;せん妄の発見・診断に際し、最初にやるべきことは、家族・付き添いへの病状説明 ほか)
3章 悪心・嘔吐(悪心・嘔吐と闘うためのツール;悪心・嘔吐を引き起こすのは5種類のパルス ほか)
4章 呼吸困難(呼吸困難と闘うためのツール;中等度以上の呼吸困難と闘うための基礎知識 ほか)
5章 倦怠感(倦怠感と闘うためのツール;倦怠感の原因は3つ聴き取りのポイントはOとPの確認! ほか)
●エキスパートの診断術がアルゴリズムでわかる!
緩和ケアの最前線で活躍する著者が、臨床で感じている「こんな情報がまとまっていれば……」を形にしました。緩和ケアの現場で医療従事者、患者・家族を悩ます5大症状(痛み、せん妄、悪心・嘔吐、呼吸困難、倦怠感)へ的確にアプローチするためのコツを解説。エキスパートは何を診て、どう判断するのか――医師の思考のステップをアルゴリズムでわかりやすく紹介するほか、必要な情報が多忙な現場でもすぐ理解できるよう、さまざまな実践的ツールを掲載しています。
緩和ケアに携わる医師をはじめ、すべての医療スタッフ必携の1冊です。