[BOOKデータベースより]
“よくある臨床の疑問”をもとにまとめました!
第1章 脳・神経の第一歩は意識のみかた
第2章 手の動きがわるい?―運動機能と麻痺のみかた
第3章 突然痙攣を起こした
第4章 だれも教えてくれない眼球の動き―共同偏視はなぜ起こるのか?
第5章 めまいのみかた
第6章 髄液の検査データを読み解くための基本
第7章 排泄ケアは看護の基本―いま一度確認したい蓄尿・排尿のメカニズム
第8章 脳梗塞を理解する―血液をさらさらにする薬も押さえよう
第9章 視床出血をどうみて、どう対応する?
第10章 ドレーンのしくみと管理のしかた
第11章 高次脳機能障害の患者が見ている世界
第12章 脳の画像って看護師も覚えたほうがよいの?
むずかしくて目に見えない脳と神経のメカニズムと病態をわかりやすい絵と画像で丁寧に解説.脳・神経にかかわる症例について,多くのセミナー講師経験で培った著者のわかりやすい語り口(語呂合わせ等)そのままに,新人ナースと先輩ナースの会話形式で楽しく読み解きながら,現場で役立つアセスメントやケアを紹介する.セミナーでよく寄せられる質問に基づき内容を構成.みんなが知りたい,脳・神経のギモンに答える1冊.
よくある臨床の疑問
Q1 JCS「覚醒」とは何か? 「簡単な指示」とは具体的に何か?
Q2 意識レベルを評価するときに眼を開けないで話をする人がいる.どのように考えたらよいか?
Q3 なぜ除脳硬直が重症になるのか?
Q4 JCSやGCSは回復期病棟などでも活用できるツールか?
Q5 麻痺の場合では悪化がないかを確認するが,GCSの運動機能でも悪化について確認するか?
Q6 上肢のバレーサインの正しいみかたはどのような方法か?
Q7 下肢のバレーサインは,どのように観察するか?
Q8 錐体路はわかるが,錐体外路はどこにあるか?
Q9 脳内の「放線冠」は何をするところか?
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Q16 被殻出血では病巣に眼が向くと書かれているが,右の脳に異常(病巣)があるのに病巣と反対側に眼が向くのはなぜか?
Q17 抗痙攣剤の種類がたくさんあってわかりづらい.
Q18 皮質核路など,「核」という言葉をよく聞くが何か?
Q19 被殻出血なのに,なぜ共同偏視にならない人がいるのか?
Q20 被殻出血は病巣への共同偏視で小脳出血は病巣と反対側の共同偏視となっている.その機序はどうなっている?
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Q25 前庭神経内側核はどこにある?
Q26 髄液の細胞数の「細胞」とは何か?
Q27 アストロサイトやグリア細胞とは何か?
Q28 麻痺がある場合,血圧の測定はどちらで行うべきか?
Q29 水頭症なのに圧が正常なのはなぜか?
Q30 水頭症にはさまざまな種類があるが,何が違うか
Q31 神経因性膀胱とは?
Q32 過活動性膀胱と神経因性膀胱の違いは?
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Q35 アテローム内の脂肪も塞栓物となるか?
Q36 ワルファリンとそのほかの凝固薬の違いは何か?
Q37 脳梗塞の病態から血圧が高くても問題ないとして,いつまで高い状態を許容できるか?
Q38 ドーパミンとは何か?
Q39 脳室前角部はどこにあるか?
Q40 ゼロ点はなぜ外耳孔の場所なのか?
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Q43 脳出血とくも膜下出血.同じ出血でも何が違うか?
Q44 脳槽とは何か?
Q45 実際に医師たちは脳画像の何を見ているか?
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