- モンティチェロ 終末の町で
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2024年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784087735239
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 小説のように
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年07月発売】
- 降りていこう
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年11月発売】
- 線が血を流すところ
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2022年12月発売】
- 歌え、葬られぬ者たちよ、歌え
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2020年03月発売】
- 説得
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年04月発売】
[BOOKデータベースより]
鳴り響くアメリカ国歌、まき散らされる炎、光る銃に流れる血。崩壊する町で逃げ惑う住民たちが辿りついた先は、元大統領邸宅だった―。“現代アメリカ”の極地を描く近未来ディストピア作品集。秘密裏に息子をサンプルとした社会実験をおこなう教授、世界滅亡前に家を買おうと奮闘するシングルマザー、白人至上主義者たちが暴徒化した世界で立ち上がる、偉人と奴隷の子孫の女子学生、これはSFなのか?それとも現実なのか?衝撃のデビュー作。表題作の中編ほか5作品を収録。
[日販商品データベースより]【内容説明】
鳴り響くアメリカ国歌、銃声。逃げ惑う住民が辿りついたのは元大統領邸宅(モンティチェロ)だった……。近未来アメリカを舞台に、トマス・ジェファーソンと奴隷の間に生まれた女性を先祖に持つ女子学生が、暴徒化した白人至上主義者から逃れ、因縁の場所で運命と対峙する表題作をはじめ、全6編を収録したデビュー作品集。バージニア州シャーロッツビル周辺を主な舞台に、人種差別や経済格差の問題等、さまざまなテーマを内包する中編(表題作)1本と短編5本を収録。本書は、全米批評家協会賞ジョン・レナード賞最終候補、ニューヨーク・タイムズ紙2021年ベストフィクション10冊に挙げられた。2022年リリアン・スミス図書賞受賞。
(原題 My Monticello)
【著者略歴】
ジョスリン・ニコール・ジョンソン(Jocelyn Nicole Johnson)
バージニア州レストンに育つ。ジェームズ・マディソン大学で美術と教育の学位を取得し卒業。公立小学校の教師として視覚芸術を指導。デビュー作となる本書で、リリアン・スミス図書賞、バージニア図書館フィクション賞を受賞。PEN/フォークナー小説賞のロングリスト、全米批評家協会賞ジョン・レナード賞最終候補等にも選ばれた。