[BOOKデータベースより]
花、虫、魚、鳥、動物…地球にはたくさんのいのちがいきています。いのちのふしぎ、いきることのたいせつさ、地球のたいせつさをつたえるふしぎな鳥、火の鳥。火の鳥からのいのちの物語。
[日販商品データベースより]手恷。虫「火の鳥」初の絵本化!
鳥の巣研究家であり、子供時代から手塚作品に憧れてきた絵本作家・鈴木まもるが命の尊さを鮮やかに描く。
地球上には多くの生命が生きています。みな誰に教わることなく、それぞれの環境に暮らし新しい生命を生み出しています。生命はどこから来るのか? なぜ生きるのか? 火の鳥が今を生きる人たちへ生命の不思議、生きることの大切さを語ります。
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この絵本の出版広告を見つけた時、正直驚きました。
漫画の神様・手塚治虫さんの代表作ともいえる『火の鳥』が絵本になったというのですから。
しかも、文と絵をかいたのは、鳥の巣研究家でもある絵本作家の鈴木まもるさんというのですから、
きっと鳥の表情とか上手くできているのでしょうね。
でも、手塚治虫さんの『火の鳥』の愛読者であれば、こう思うのではないでしょうか。
あの作品は過去から未来へとわたる大叙情詩でもあって、
そういったロマンがどう描かれているのかと。
鈴木まもるさんは1952年生まれで、中学生の時に手塚さんの『火の鳥』に出会ったといいます。
絵本『火の鳥』は、鈴木さんが手塚さんの漫画から受けた精神のような世界が描かれています。
つまり、手塚さんの『火の鳥』の物語からうんと離れています。
それでいて、手塚さんがあの作品で描きたかった核のようなもの、
それはきっと生命の大切さであり、人間があるべき姿を描いています。
手塚治虫さんの漫画『火の鳥』は、半世紀以上の時を経て、
絵本作家の鈴木まもるさんがこしらえた絵本『火の鳥』へとつながるのです。
そのこと自体が、手塚治虫さんが『火の鳥』に込めた思いといえます。
この絵本を読んだ子どもたちが、また新しい火の鳥を見つけることを願います。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】