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[BOOKデータベースより]
自然循環を土台に地域化、共存化への進展。多くの有機農業の逸材を輩出してきた霜里農場。当主夫妻が半世紀余りの軌跡と気概を次代につなぐ
有機農場GRAFFITI(4色口絵)
[日販商品データベースより]プロローグ 有機農業への共存的な広がり
第1部 いのちを守る循環農場づくり 1970〜1992年を主に
第2部 有機農業の礎を築くために 1990〜2023年を主に
第3部 金子さんと霜里農場に寄せて(岸康彦ほか)
エピローグ 有機な人々と出会う 支え合う
日本に有機農業という言葉が誕生したのは1971年とされ、この年、日本有機農業研究会が発足。23歳の金子美登さんは、もっとも若い世代として参加し、自らの霜里農場(埼玉県小川町)で有機農業を実践する。農法の先駆者、農学者、医師、消費者・市民活動家など多くの方々との交流を重ねながら、妻の友子さんとともに先駆者として有機農業の道筋を切り拓いてきた。
現在、「みどりの食料システム戦略」が打ち出されているものの、かけ声だけの有機農業では現場から遊離した絵空事になりかねない。それだけに金子さん夫妻が取り組んできた霜里農場の半世紀余りの足跡は日本の有機農業運動の展開と重なり、多くの示唆、教訓が秘められている。また、有機栽培では「カリスマ農家」といわれるほど技術的評価が高く、これまで起居をともにした160名余りの実習生を輩出していることも見逃せない実績である。
本書では、これまでの霜里農場の歩み・営みをエピソード、ハプニングを織り交ぜながら紹介し、有機農業の必然性、必要性、持続性への根拠を提示する。次代への道標となる一書。