- みつこの詩
-
- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- B4変
- ISBN
- 9784991324710
[日販商品データベースより]
いまを生きる多くの大人に、子どもに、伝えたい水俣の物語。「水俣で生き抜いた女性の物語みつこは18歳。となり町から水俣湾のほとり、明神(みょうじん)にお嫁に来ました。夫になる大矢二芳さんは、チッソ水俣工場で働いています。しばらくして、明神の海におかしなことが起こり始めます。」
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このような紙芝居が、絵本ナビで紹介され、購入できた事を、心から喜び、感謝しています。
水俣という土地で、何が起こり、人々をどれだけ苦しめてきたのか、実在した一人の女性の生涯を通して、訴えかけ問いかける作品です。
水俣病は過去の話ではなく、訴訟を通して人々と国とが垣根越しに論じ合っている問題です。
無かったことにはできない大きな社会問題でありながら、年月の流れの中で風化し、語ることが時代錯誤とも取られない風潮が生まれてしまいました。
現在が過去の上に成り立っていること、社会的重要事案の本質が変わっていないことに、目を背けてはいけないと思わされる作品です。
気づけば別の形で同じことが起こっていることを、見過ごさないためにも、この紙芝居が出された意義を感じます。
社会を見る目と、問題意識を忘れないためにも、演じる機会を見つけていきたい作品です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】