- 嫉妬論
-
民主社会に渦巻く情念を解剖する
光文社新書 1297
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2024年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334102241
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[BOOKデータベースより]
私たちは、なぜ嫉妬という感情を手放すことができないのか。嫉妬感情は、政治や社会生活、とりわけ民主主義とどうかかわっているのか。嫉妬にかんする古今東西の言説を分析しながら、この「厄介な感情」を掘り下げて考察。
第1章 嫉妬とは何か(嫉妬の悪名高さ;嫉妬にまつわる物語 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 嫉妬の思想史(嫉妬感情の捉え方について;快楽と苦痛の混合―プラトン ほか)
第3章 誇示、あるいは自慢することについて(不愉快な自慢話;ジラールの「羨望の三角形」 ほか)
第4章 嫉妬・正義・コミュニズム(ビョードーばくだん;正義の仮面をつけた嫉妬心 ほか)
第5章 嫉妬と民主主義(嫉妬は民主主義をダメにする?;民主社会で本領を発揮する嫉妬 ほか)
嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。