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- 源氏供養 下 新版
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2024年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122074743
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[BOOKデータベースより]
女性は御簾に隠れるべき存在だった時代、紫の上は軽やかに駆ける少女として描かれた。作家が物語に託した革新的なアンチテーゼは、一千年後の読者である我々にも届いている。現代の作家・橋本治が書き手の孤独と希望に寄り添いつつ、世紀の長篇を読み解く。座談会「物語の論理・“性”の論理」後篇収録。
自立する女と、国を作ってしまった女
[日販商品データベースより]逃れ去る女達
浮舟の拒絶
「理想」の中に眠るもの
明石の一族の物語
凍える冬の住吉大社で―
つれない父―光源氏と少年夕霧
女にして可愛がってみたい―光源氏と青年夕霧
ただ一人許してしまった相手
不思議な養父と玉鬘
華麗なる女遍歴の「実情」
妖しい父親
異母弟・螢兵部卿の宮と光源氏
恋という“手続き”
三角関係の謎
孤独な男の孤独
それは孤独から始まった
フェミニストでなければよかった…
朝顔の姫君のこと
もしも、源氏物語を男が書いたのだとしたら…〔ほか〕
女性は御簾に隠れるべき存在だった時代、紫の上は軽やかに駆ける少女として描かれた。作家が物語に託した革新的なアンチテーゼは、一千年後の読者である我々にも届いている。現代の作家・橋本治が書き手の孤独と希望に寄り添いつつ、世紀の長篇を読み解く。座談会「物語の論理・性の論理」後篇(橋本治・川添房江・松井健児・三田村雅子)収録。