- 有機ELのデバイス物理
-
丸善出版
筒井哲夫 安田剛
- 価格
- 8,580円(本体7,800円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784621308653
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
半導体デバイスの物理
-
岸野正剛
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2008年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
本書は社会実装が進んでいる高性能有機ELに特化したデバイス物理の専門書である。非晶性ガラス有機半導体を用いた典型的な素子構成である積層薄膜型素子を出発点として有機ELの動作原理を解説する。さらに、タンデム構造、エキサイプレックス、分子配向などの高効率化の鍵となる重要課題や、有機EL特有の輝度劣化と駆動寿命の問題を取り上げる。有機ELの科学技術を基礎から深く学びたい研究者や有機ELの研究開発現場の技術者が、デバイス物理の原理原則の立ち位置から、新たな独自の視点を獲得する契機となる一冊。
第1部 概論(序論;有機ELに使う非晶性ガラス有機半導体)
[日販商品データベースより]第2部 キャリヤの物理(空間電荷制限電流としてのキャリヤ再結合と素子動作特性;非晶性ガラス有機半導体におけるキャリヤ移動;非晶性ガラス有機薄膜における電極からのキャリヤ注入)
第3部 励起子の物理(励起子生成から発光まで;励起子の拡散・移動と消滅)
第4部 先進有機ELの物理(エキサイプレックスの利用;タンデム型有機ELと素子とキャリヤの対生成の概念;非晶性ガラス有機薄膜における分子配向;真空性蒸着法による超安定化ガラス)
第5部 有機ELの信頼性(劣化メカニズムと駆動寿命)
本書は社会実装が進んでいる高性能有機ELに特化したデバイス物理の専門書である。有機ELを非晶性ガラス固体として一貫して扱い、非晶性ガラス有機半導体を用いた典型的な素子構成である積層薄膜型素子を出発点として有機ELの動作原理を解説する。さらに、タンデム構造、エキサイプレックス、分子配向などの高効率化の鍵となる重要課題や、過去の書籍ではあまり言及されてこなかった有機EL特有の輝度劣化と駆動寿命の問題を取り上げる。
有機ELの科学技術を基礎から深く学びたい研究者や有機ELの研究開発現場の技術者が、デバイス物理の原理原則の立ち位置から、新たな独自の視点を獲得する契機となる一冊。