- 自閉スペクトラム症と言語
-
ひつじ書房
幕内充
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784823411571

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[BOOKデータベースより]
第1章 自閉症とは(発達障害における自閉スペクトラム症の位置づけ;自閉症/アスペルガー症候群から自閉スペクトラム症へ;ASDをめぐる心理・認知科学的仮説;ASDをめぐる生物学的仮説;ASDの遺伝要因と環境要因)
[日販商品データベースより]第2章 ASDの言語の問題(カナーによるASDの報告論文(1943,1946);アスペルガーによるASDの報告論文(1944);ASDの言語の特徴;ASDの神経科学;ASDの言語研究の意義)
第3章 文の左周辺部のカートグラフィー:研究成果と認知科学との関わり(文の左周辺部の詳細な分析;人と繋がる領域:スコープと談話の位置;言語習得:成長する木;ヘブライ語の事例;成長する木と病理学)
第4章 カートグラフィーで自閉スペクトラム症の言語の問題を捉える(カートグラフィーとは―文の詳細な地図を描くプロジェクト;ASDの言語の問題(1)―論文の事例;ASDの言語の問題(2)―観察事例から;おわりに―当事者からの声)
第5章 社会的言語の個人差:定型発達者における自閉傾向の影響(定型発達者における自閉傾向の連続性;定型発達者の発音言語処理における自閉傾向の影響;意味理解における自閉傾向の影響;感情を伝え対人関係を構成する終助詞の理解における自閉傾向の影響)
自閉症児が終助詞「ね」を全く使わないという、衝撃的な綿巻徹の1997年の報告にinspireされた言語学と医学領域の研究者が協同して自閉スペクトラム障害における終助詞使用の研究に取り掛かった。カートグラフィーの創始者であるリッツィが理論を解説(日本語訳 遠藤)、その理論を遠藤が日本語終助詞に応用する。
執筆者:木山幸子、和田真、遠藤喜雄、Luigi Rizzi、幕内充、他