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『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで 平凡社新書 1040
平凡社 植朗子
点
伝承文学の研究者がマンガ6作品を読み、キャラクターたちの運命と物語の構造をひもとく。父殺し、錬金術、異類婚姻譚、死者と呪いなど物語に登場するモティーフの意味を分析し、広く親しまれてきた人気マンガを新たな視点で楽しむ。キャラクターたちの運命は、いつ分岐し、どのような契機によって変わっていったのか?
1章 「運命」を決める絶対的存在‐山の神々と露伴のバトル―荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」2章 死者と呪いと生きる「さだめ」‐冷川・三角の肉体と除霊のルール―ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』3章 「人生」の決断と死人との別離‐月島軍曹が愛した生者と死者―野田サトル『ゴールデンカムイ』4章 宿命の恋、「死」に向かう愛‐異形の王と人間との異類婚姻譚―冨樫義博『HUNTER×HUNTER』5章 死を与える能力で切り拓く「未来」‐マスタング大佐の心と焔―荒川弘『鋼の錬金術師』6章 「終生」つづく死者との約束‐最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか―吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
《目次》まえがき序章1章 「運命」を決める絶対的存在――山の神々と露伴のバトル〈荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」〉2章 死者と呪いと生きる「さだめ」――冷川・三角の肉体と除霊のルール〈ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』〉3章 「人生」の決断と死人との別離――月島軍曹が愛した生者と死者〈野田サトル『ゴールデンカムイ』〉4章 宿命の恋、「死」に向かう愛――異形の王と人間との異類婚姻譚〈冨樫義博『HUNTER×HUNTER』〉5章 死を与える能力で切り拓く「未来」――マスタング大佐の心と?〈荒川弘『鋼の錬金術師』〉6章 「終生」つづく死者との約束――最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか〈吾峠呼世晴『鬼滅の刃』〉あとがき《概要》人気マンガ6作品を伝承文学研究の視点から論じる。伝承文学の研究手法のひとつである「モティーフ分析」を用い、マンガのキャラクターたちが背負う「過酷な運命」について考察する。自分の意志ではコントロールすることのできない「運命」に対し、キャラクターたちはどのような選択を行い、どのように立ち向かうのか。『岸辺露伴は動かない』:不条理な運命を突きつける神々と人間のバトル『さんかく窓の外側は夜』:「霊が見える人」の孤独、死者とのかかわり方『ゴールデンカムイ』:人気キャラクター・月島基軍曹と「執着と救済」『HUNTER×HUNTER』:異形の王と人間の少女の「異類婚姻譚」『鋼の錬金術師』:命を奪う「?の錬金術」が生み出すもの『鬼滅の刃』:戦いの果てに生き残った「柱」はなぜあの2人なのか《著者紹介》和歌山県生まれ。神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員。神戸大学大学院国際文化学研究科後期博士課程修了。博士(学術)。怪異をテーマとする民間伝承を専門とする。伝承文学、神話学、比較文化学、ポップカルチャー。著書に『鬼滅夜話――キャラクター論で読み解く『鬼滅の刃』』(扶桑社)、はじまりが見える世界の神話』(編著、創元社)、共編に『人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか――拡大する世界と〈地〉の物語』(文学通信)など。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
伝承文学の研究者がマンガ6作品を読み、キャラクターたちの運命と物語の構造をひもとく。父殺し、錬金術、異類婚姻譚、死者と呪いなど物語に登場するモティーフの意味を分析し、広く親しまれてきた人気マンガを新たな視点で楽しむ。キャラクターたちの運命は、いつ分岐し、どのような契機によって変わっていったのか?
1章 「運命」を決める絶対的存在‐山の神々と露伴のバトル―荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」
[日販商品データベースより]2章 死者と呪いと生きる「さだめ」‐冷川・三角の肉体と除霊のルール―ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』
3章 「人生」の決断と死人との別離‐月島軍曹が愛した生者と死者―野田サトル『ゴールデンカムイ』
4章 宿命の恋、「死」に向かう愛‐異形の王と人間との異類婚姻譚―冨樫義博『HUNTER×HUNTER』
5章 死を与える能力で切り拓く「未来」‐マスタング大佐の心と焔―荒川弘『鋼の錬金術師』
6章 「終生」つづく死者との約束‐最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか―吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
《目次》
まえがき
序章
1章 「運命」を決める絶対的存在――山の神々と露伴のバトル
〈荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」〉
2章 死者と呪いと生きる「さだめ」――冷川・三角の肉体と除霊のルール
〈ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』〉
3章 「人生」の決断と死人との別離――月島軍曹が愛した生者と死者
〈野田サトル『ゴールデンカムイ』〉
4章 宿命の恋、「死」に向かう愛――異形の王と人間との異類婚姻譚
〈冨樫義博『HUNTER×HUNTER』〉
5章 死を与える能力で切り拓く「未来」――マスタング大佐の心と?
〈荒川弘『鋼の錬金術師』〉
6章 「終生」つづく死者との約束――最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか
〈吾峠呼世晴『鬼滅の刃』〉
あとがき
《概要》
人気マンガ6作品を伝承文学研究の視点から論じる。伝承文学の研究手法のひとつである「モティーフ分析」を用い、マンガのキャラクターたちが背負う「過酷な運命」について考察する。自分の意志ではコントロールすることのできない「運命」に対し、キャラクターたちはどのような選択を行い、どのように立ち向かうのか。
『岸辺露伴は動かない』:不条理な運命を突きつける神々と人間のバトル
『さんかく窓の外側は夜』:「霊が見える人」の孤独、死者とのかかわり方
『ゴールデンカムイ』:人気キャラクター・月島基軍曹と「執着と救済」
『HUNTER×HUNTER』:異形の王と人間の少女の「異類婚姻譚」
『鋼の錬金術師』:命を奪う「?の錬金術」が生み出すもの
『鬼滅の刃』:戦いの果てに生き残った「柱」はなぜあの2人なのか
《著者紹介》
和歌山県生まれ。神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員。神戸大学大学院国際文化学研究科後期博士課程修了。博士(学術)。怪異をテーマとする民間伝承を専門とする。伝承文学、神話学、比較文化学、ポップカルチャー。著書に『鬼滅夜話――キャラクター論で読み解く『鬼滅の刃』』(扶桑社)、はじまりが見える世界の神話』(編著、創元社)、共編に『人はなぜ神話〈ミュトス〉を語るのか――拡大する世界と〈地〉の物語』(文学通信)など。