この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 多様化する知的財産権訴訟の未来へ
-
価格:17,600円(本体16,000円+税)
【2023年10月発売】
- 法哲学講義
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2019年07月発売】
- 法の理論 40
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2021年12月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:17,600円(本体16,000円+税)
【2023年10月発売】
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2019年07月発売】
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2021年12月発売】
[BOOKデータベースより]
始まる前に終わる
[日販商品データベースより]第1部 解体する社会(近隣騒音紛争の処理過程;マンションにおける生活と管理;生き甲斐としてのコミュニティ―1990年代のひとつの回顧;マルチチュードの(不)可能性―ネグリ=ハート『〈帝国〉』について;「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について;複合的分断と法)
第2部 閉塞する法/道具化する法(グローバル化と司法制度改革の法道具主義的展開―2005年の小括;法のクレオールを阻むもの;トートロジーとしての法(学)?―法のインテグリティと多元分散型統御;トイブナーの社会理論と法律学;自然の摂理と法的正義―法学の生物科学化をめぐって)
第3部 法を選ぶ/法に関わる(都市の公共性と法主体;紛争行動と法の主題化;司法への市民参加と文化ギャップ―ベルギーと台湾の調査からの問い;紛争行動/法使用行動と法文化について;相互監視と分散的制裁)
個人と社会の関係に切り込んだ論文を中心に、3部構成で現代社会と法の有り様を浮かび上がらせる書。
第1部は現代社会の特徴を扱う。日本の近隣紛争などに注目し、地域社会の個人化を論じる点で共通するが、安易な人民の連帯には横着できない個人化・流動化した世界を論じる。
第2部は広い意味での法学方法論を扱い、法の閉塞状況を分析する。司法制度改革の実践、ローエコの系譜などを観察し、法学的「知の自律性」とは何かを論じる。
第3部は、人が法にどう関わっているか、法はどのような機能を果たしているかを探究する。第1部でみたような現代社会において法にあえて関わらなければならない理由を探り、その意味を俯瞰した論攷が並ぶ。