- 赤ちゃんポストの真実
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- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122074071
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[BOOKデータベースより]
開設から16年―赤ちゃんポストが日本社会に問いかけたものとは何か?「命」をめぐるノンフィクション。文庫化にあたり、熊本・慈恵病院が新たに始めた内密出産の現状や、関西、北海道、東京でポスト開設を試みる人々への取材など、その後の動向を大幅加筆。
序章 罪の意識
[日販商品データベースより]第1章 命を救う
第2章 市長の葛藤
第3章 想定外
第4章 出自を知らない子どもたち
第5章 抑止力
第6章 世界のポスト
第7章 理事長との対話
第8章 神の手と呼ばれて
第9章 内密出産
第10章 メディアと検証
第11章 第2のポスト計画
終章 真実告知
慈恵病院(熊本市)が開設した「赤ちゃんポスト」は“命を救う”という理念のもと、理解を広げてきた。だが、実際の運用は想定外の連続である。2023年3月までに預けられた170人。そのうち病院が想定した早期新生児は76人。残りの約半数が、ある程度育った赤ちゃんだった。開設第一号は3歳児だ。障害児や外国人の赤ちゃんもいる。出産状況が分からないため医療者の負担も大きい。育った子は「出自を知る権利」を持ち合わせていない。さらに同病院は19年末、妊婦が匿名のまま病院で出産できる「内密出産」も導入した。そして近年では、別の団体が新たなポスト開設の構想まで公言し始めている。開設されて16年――赤ちゃんポストが日本社会に問いかけたものとは何か?「命」を巡るノンフィクション。
文庫化にあたり、慈恵病院が新たに始めた内密出産の現状や、関西、北海道、東京でポスト開設を試みる人々への取材など、近年の動向を大幅加筆。