- 「悪所」の民俗誌
-
色町・芝居町のトポロジー
ちくま文庫 おー77ー1
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480438867
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 竹の民俗誌 新装版
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2018年04月発売】
- 沖浦和光著作集 第四巻
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2016年10月発売】
- 陰陽師とはなにか
-
価格:858円(本体780円+税)
【2017年02月発売】
- 沖浦和光著作集 第五巻
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2016年12月発売】
- 渡来の民と日本文化
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2008年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「“悪”という言葉の裏側には、だれきった日常性を破壊するデモーニッシュな力が潜んでいた」(「あとがき」より)。都市の盛り場は、遊女や役者など賤視された「制外者」たちの呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。芸能を業とする人びとは、どのように暮らし、どんな芸を生み出したのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をさぐる。
第1章 わが人生の三つの磁場
[日販商品データベースより]第2章 「悪所」は「盛り場」の源流
第3章 遊女に潜む霊妙なパワー
第4章 「制外者」と呼ばれた遊女と役者
第5章 特異な都市空間としての「悪所」
第6章 “悪”の美学と「色道」ルネサンス
第7章 文明開化と芸能興行
あとがき
解説 身体・声・音により表現される文化と社会、国家、制度(松尾恒一)
都市の盛り場は、遊女や役者の呪力が宿る場所だった。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐり、「悪所」の磁場を解明する。解説 松尾恒一なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか?どん底の街で生きた遊女、悪党、芸能者。その呪力の謎を解きあかす。「〈悪〉という言葉の裏側には、だれきった日常性を破壊するデモーニッシュな力が潜んでいた」(「あとがき」より)。都市の盛り場は、遊女や役者など賎視された「制外者」たちの呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。芸能を業とする人びとは、どのように暮らし、どんな芸を生み出したのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をさぐる。