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クオン 地方・小出版流通センター ヤンヨンヒ
点
家族を撮り続けることは自分への問いかけ。『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』の監督による書き下ろしエッセイ。
1 普通の人たち(猪飼野の女たち;アメリカ人、日本人、朝鮮人;「親しかでけへんで」 ほか)2 カメラを切って(ソナの微笑み;小川の水、くねくねとどこへ行く;「この人は私のコモです」 ほか)3 すべての行為は祈り(記憶の糸を手繰り寄せるように;細胞に染み込んだ歌;母、二〇歳 ほか)
特集上映「映画監督ヤン ヨンヒと家族の肖像」2023年5月20日より開催家族を撮り続けることは 自分への問いかけドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』の監督ヤン ヨンヒによる書き下ろしエッセイ人々はヤン ヨンヒについて「自分の家族の話をいつまで煮詰めているのだ。まだ搾り取るつもりか」と後ろ指をさすかもしれません。 しかし私ならヤン ヨンヒにこう言います。「これからもさらに煮詰め、搾り取ってください」と。ヤン ヨンヒは引き続き煮詰め搾り出し、私たちはこれからも噛み締めなければなりません。――映画監督 パク・チャヌク(『JSA』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』).............「父の娘であること、兄たちの妹であること、女であること、在日コリアンであること、そのすべてから解放されたかった。家族にカメラを向けているのも、逃げずに向き合い、そして解放されたかったからである。(…)いくつもの手枷足枷でがんじがらめになっている自分が自由になるためには、自分にまとわりついているモノの正体を知る必要があった。知ってこそ、それらを脱ぎ捨てられるような気がしていた」(本書より)家族を撮ること――それは自分のバックグラウンドと広く深く向かい合うことだった。映画監督ヤン ヨンヒが、自らの家族にカメラを向けた<家族ドキュメンタリー映画3部作>のビハインドストーリーや、撮り続けるなかで感じる想いを、率直な語り口で綴ったエッセイ。ヤン一家の話を通して、日本と朝鮮半島が歩んできた道、<家族>、そして<わたし>という存在を、見つめるきっかけになる一冊。「日本と朝鮮半島の歴史と現状を全身に浴びながら生きてきた私の作品が、人々の中で語り合いが生まれる触媒になってほしい。そして私自身も触媒でありたい。生きている限り、伝え合うことを諦めたくないから」(本書より)
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[BOOKデータベースより]
家族を撮り続けることは自分への問いかけ。『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』の監督による書き下ろしエッセイ。
1 普通の人たち(猪飼野の女たち;アメリカ人、日本人、朝鮮人;「親しかでけへんで」 ほか)
[日販商品データベースより]2 カメラを切って(ソナの微笑み;小川の水、くねくねとどこへ行く;「この人は私のコモです」 ほか)
3 すべての行為は祈り(記憶の糸を手繰り寄せるように;細胞に染み込んだ歌;母、二〇歳 ほか)
特集上映「映画監督ヤン ヨンヒと家族の肖像」2023年5月20日より開催
家族を撮り続けることは 自分への問いかけ
ドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』『スープとイデオロギー』の監督ヤン ヨンヒによる書き下ろしエッセイ
人々はヤン ヨンヒについて「自分の家族の話をいつまで煮詰めているのだ。まだ搾り取るつもりか」と後ろ指をさすかもしれません。 しかし私ならヤン ヨンヒにこう言います。「これからもさらに煮詰め、搾り取ってください」と。
ヤン ヨンヒは引き続き煮詰め搾り出し、私たちはこれからも噛み締めなければなりません。
――映画監督 パク・チャヌク
(『JSA』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』)
.............
「父の娘であること、兄たちの妹であること、女であること、在日コリアンであること、そのすべてから解放されたかった。家族にカメラを向けているのも、逃げずに向き合い、そして解放されたかったからである。(…)いくつもの手枷足枷でがんじがらめになっている自分が自由になるためには、自分にまとわりついているモノの正体を知る必要があった。知ってこそ、それらを脱ぎ捨てられるような気がしていた」
(本書より)
家族を撮ること――それは自分のバックグラウンドと広く深く向かい合うことだった。
映画監督ヤン ヨンヒが、自らの家族にカメラを向けた<家族ドキュメンタリー映画3部作>のビハインドストーリーや、撮り続けるなかで感じる想いを、率直な語り口で綴ったエッセイ。
ヤン一家の話を通して、日本と朝鮮半島が歩んできた道、<家族>、そして<わたし>という存在を、見つめるきっかけになる一冊。
「日本と朝鮮半島の歴史と現状を全身に浴びながら生きてきた私の作品が、人々の中で語り合いが生まれる触媒になってほしい。そして私自身も触媒でありたい。生きている限り、伝え合うことを諦めたくないから」
(本書より)