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[BOOKデータベースより]
疫病対策に礼拝されてきた嵯峨天皇宸筆の『般若心経』から、日本におけるその受容と展開を歴史資料から丹念に解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる意欲作。
第1章 嵯峨天皇の宸筆『般若心経』と「上表文」(「上表文」を偽作とみなす六つの根拠;「上表文」の形式・文辞上の七非)
[日販商品データベースより]第2章 わが国における『般若心経』の受容と展開(「優婆塞貢進解」にみられる『般若心経』;「六国史」にみられる『般若心経』)
第3章 嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴(嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴の記録(一)―中世の事例;嵯峨天皇宸筆『般若心経』の天覧・頂戴の記録(二)―江戸後期の事例)
第4章 空海の『般若心経』観(『般若心経秘鍵』にみる空海の『般若心経』観;空海の文章にみられる『般若心経』 ほか)
第5章 『般若心経秘鍵』上表文が参考とした史料(弘仁九年四月の飢饉・日照りの記録;最澄への墨勅と比叡山寺における修法 ほか)
空海『般若心経秘鍵』の上表文に出典がみられる嵯峨天皇宸筆の『般若心経』は疫病や飢饉が流行するたびに朝廷で礼拝されてきた。その歴史から日本におけるその受容と展開を解き明かし、あわせてそこに共通する空海の『般若心経』観についても論じる意欲作。