１４歳から考えたいセクシュアリティ

すばる舎
ヴェロニク・モティエ　月沢李歌子　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2022年11月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784799110805

内容情報

[BOOKデータベースより]

近年、ジェンダーやＬＧＢＴＱといった言葉が急速に浸透し、性的マイノリティへの理解が少しずつ深まっている。こうした多様性への理解と希求という世界的潮流は、長い歴史のなかでどう位置づけられるのか―。自分をとりまく「世界」がどんな難題をかかえているか。それはなぜ起こり、どうしたら解決できるのか。

１　セクシュアリティ以前（古代世界の性；キリスト教と人間の堕落）
２　セクシュアリティの発明（性の科学；セクシュアリティと性差　ほか）
３　処女か、売春婦か―セクシュアリティについてのフェミニストの批判（道徳のダブルスタンダード；自由恋愛　ほか）
４　寝室のなかの国家（エイズ危機；エイズに対する政府の対応　ほか）
５　性の未来（政治的共闘；性の分離　ほか）

[日販商品データベースより]

オックスフォード大学出版〈Very Short Introductions〉シリーズは1995年に刊行が始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューや近現代史のトピックを取り上げる。（１）「レイシズム」（２）「優生学」（３）「貧困」（４）「アメリカの奴隷制度」につづく第５弾は「セクシュアリティ」。ジェンダーや「LGBT-Q」ということばが急速に浸透し、また性的マイノリティへの理解が少しずつ深まるなか、その世界的な流れが不可逆的で、けっして一過性のものでないことを、長い歴史のなかで俯瞰できる一冊。