- ふるさと球磨川放浪記
-
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2022年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292574
[BOOKデータベースより]
天変地異に見舞われても、“球磨川=ふるさと”への愛着はなくならない!!自分の内にある、その“ふるさと”像を、しっかり物語りたい。盆地、城下町、アユ漁、山の分校、猪狩り、球磨焼酎、肥薩線、水源地…多彩な風物をじっくり見つめ直した一冊。
第1章 人吉まで
第2章 城下町・人吉
第3章 ふるさとの四季
第4章 球磨川物語
第5章 川辺川の流れに沿って
第6章 民話の中の主人公たち
第7章 狗留孫渓谷と月明学校
第8章 球磨川は、ここに始まる
補遺 名所旧跡その他
本書は、〈ふるさと〉とはどういう場所なのか、という日本人それぞれが抱く、自分の原点について深く掘り下げた好著である。著者自身も熊本県の〈球磨川〉という日本三大急流のすぐ近くで生まれ育ち、その川に育まれている。そして「川が天変地異に見舞われても、その川への愛着はなくならい」という、このことばは実に奥が深い。日本人が自分の内に
あるそれぞれの〈ふるさと像〉を、改めて考えさせてくれる内容になっている。城下町人吉、球磨焼酎、肥薩線、アユ漁、月明学校、源流と市房山など視点が多様な充実の一冊だ。