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子どもの心を守り・癒し・育むために
金剛出版 齊藤万比古 岩垂喜貴
点
児童精神科病棟とはどのような環境で、子どもはどのような入院生活を送り、どのように治療が行われ、教育はどう保障されているのか?外部から見えにくい児童精神科入院治療の意義や課題を、臨床的観点から明らかにする。
第1部 児童精神科臨床における入院治療の意義と課題(児童精神科入院治療の特異性およびその意義と課題;児童精神科入院治療の実際―治療概要とその目標)第2部 入院治療の諸側面(児童精神科入院治療の精神療法性―集団精神療法を中心に;児童精神科入院治療における家族支援の意義と方法 ほか)第3部 児童精神科入院治療を取り巻く環境(児童精神科外来専門施設からみた入院治療の意義と課題;小児科と児童精神科の連携―神経性やせ症の入院治療を例にして ほか)第4部 入院治療をめぐるケース検討(症例1 思春期の4年間を病棟で過ごした摂食障害女児の治療経過―こころが自由になること;症例2 孤独を恐れ、必死にしがみついては暴れるしかなかった男児Aとの治療経過 ほか)
現在の児童精神科医療の現場では,これまで“発達障害”と呼ばれてきた神経発達症群の特性を持つ子ども,養育環境での児童虐待をはじめとする逆境体験に傷つき複雑性PTSDに苦しむ子ども,小中学生の年代で神経性やせ症となり生命の危険に直面している子どもが増えている。家族や施設職員は対応に行き詰まり,しばしば児童精神科入院治療に希望を託すしかない状況となり,それらに対応する児童精神科診療,およびその一環としての入院治療への期待が高まっている。このように入院治療への需要が膨らむ状況に応じ,児童精神科専用病床数は増えてきてはいるものの,それに応えるだけの数には至っておらず,常に入院待機者が存在している現実がある。そこには児童精神科病棟とはどのような環境で,その中で子どもはどのような入院生活を送り,治療がどのように行われ,また教育はどう保障されているのかなど,児童精神科入院治療の実際が外部から見えにくいことが理由としてあるだろう。本書は,こうした児童精神科における入院治療の現状と課題を,症例も含め複数の観点から論じることを通し,今後の児童精神科入院治療の進むべき道を探り浮かび上がらせる。
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[BOOKデータベースより]
児童精神科病棟とはどのような環境で、子どもはどのような入院生活を送り、どのように治療が行われ、教育はどう保障されているのか?外部から見えにくい児童精神科入院治療の意義や課題を、臨床的観点から明らかにする。
第1部 児童精神科臨床における入院治療の意義と課題(児童精神科入院治療の特異性およびその意義と課題;児童精神科入院治療の実際―治療概要とその目標)
[日販商品データベースより]第2部 入院治療の諸側面(児童精神科入院治療の精神療法性―集団精神療法を中心に;児童精神科入院治療における家族支援の意義と方法 ほか)
第3部 児童精神科入院治療を取り巻く環境(児童精神科外来専門施設からみた入院治療の意義と課題;小児科と児童精神科の連携―神経性やせ症の入院治療を例にして ほか)
第4部 入院治療をめぐるケース検討(症例1 思春期の4年間を病棟で過ごした摂食障害女児の治療経過―こころが自由になること;症例2 孤独を恐れ、必死にしがみついては暴れるしかなかった男児Aとの治療経過 ほか)
現在の児童精神科医療の現場では,これまで“発達障害”と呼ばれてきた神経発達症群の特性を持つ子ども,養育環境での児童虐待をはじめとする逆境体験に傷つき複雑性PTSDに苦しむ子ども,小中学生の年代で神経性やせ症となり生命の危険に直面している子どもが増えている。家族や施設職員は対応に行き詰まり,しばしば児童精神科入院治療に希望を託すしかない状況となり,それらに対応する児童精神科診療,およびその一環としての入院治療への期待が高まっている。
このように入院治療への需要が膨らむ状況に応じ,児童精神科専用病床数は増えてきてはいるものの,それに応えるだけの数には至っておらず,常に入院待機者が存在している現実がある。
そこには児童精神科病棟とはどのような環境で,その中で子どもはどのような入院生活を送り,治療がどのように行われ,また教育はどう保障されているのかなど,児童精神科入院治療の実際が外部から見えにくいことが理由としてあるだろう。
本書は,こうした児童精神科における入院治療の現状と課題を,症例も含め複数の観点から論じることを通し,今後の児童精神科入院治療の進むべき道を探り浮かび上がらせる。