- とどかなかった手紙
-
誉れの子の証言・日本の戦争
愛知県平和遺族会 ほっとブックス新栄 地方・小出版流通センター
山田隆幸- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784903036441
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[BOOKデータベースより]
妻や家族に想いを残し、戦場に送り込まれた父や兄。困窮する残された家族。戦争は、家庭をまるごと破壊する。戦没者遺族が、ウクライナに心を寄せながら、二度と戦没者を生み出さない日本をと、憲法9条を守る決意を込めて語る「悲しみと怒りの証言・資料集」です。
序章 ロシアのウクライナ侵攻と日本のアジア・太平洋戦争(今のウクライナは、八〇年前の日本;戦争は国家を豹変させる―歴史を学ぶ意味;私たちにしかできない活動を;「先の戦争」をどう見るか)
第1章 中国戦線で戦死した兵士とその家族(戦傷死セルニ付キ差出人ニ返送、相成候;何でおれまで行かないかんのだ;「誉れの家」に負わされたもの;「関東軍特種演習」と満州支配;志願兵として台湾で戦病死した兄;「夫は死んで、母子の命を救った」と自らをなぐさめた母;実父も養父も、その弟たちも戦地へ)
第2章 太平洋戦線で戦死した兵士とその家族(特攻潜水艦「伊361号」からの手紙;日本軍司令官たちの責任の取り方―インパール作戦の兵士たちの証言から ほか)
第3章 戦没者遺族の終わらぬ「戦後」(「戦死」確認はどのように行われたか;生還者・遺族は、自力で安否確認・遺骨収集 ほか)
終章 憲法九条は、戦没者の遺言 語り継ぐ私たちの戦中・戦後の体験(「海没」した父のこと、ウクライナと日本の「軍拡」路線のこと;戦争遺児として思うこと ほか)