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[BOOKデータベースより]
二〇一二年夏、小学校のプールで一人の女の子が亡くなった。なぜ、どうして、事故は起きてしまったのか。出来事の受容を促す物語にあらがい、終わりのない問いを投げかけつづける両親と同行者たちの苦悩と行動。そこから浮かびあがってきた、学校や行政の抱えるさまざまな問題。事故後の道程に同行した文化人類学者が、多声的な声の連なりを通して、亡き人とともに生きることの意味と可能性を考える。
序章 出来事のはじまり
[日販商品データベースより]第1部 つながりをなくした世界で(羽菜ちゃんという女の子;夏休みのプール学習中に起きた事故;「日常に戻りなさい」という圧力;追悼のかたちをめぐる学校と遺族の距離)
第2部 「公正中立」な調査とその限界(プールでの再現検証と聴き取り;第三者委員会の解散と残された疑問;自主検証の実現を求めて)
第3部 「遠い声」を探しつづける遺族と同行者たち(自分たちの手で検証実験をデザインする;救護プロセスと語りをたどりなおす;それぞれの視点から浮かび上がる問題点)
終章 「同行者になる」ということ
小学校のプールで失われた命。なぜ、どうして、事故は起きてしまったのか。受容と忘却の圧力に抗い、「その時」に迫ろうとする両親と同行者たちの苦悩と行動。そこから浮かびあがる学校や行政の姿。同行者の一人として出来事にかかわった文化人類学者が、多声的な語りから亡き人とともに生きることの意味と可能性を考える。