- アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した
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潜入・最低賃金労働の現場
光文社未来ライブラリー Mフー1ー1
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2022年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334770563
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潜入・最低賃金労働の現場
光文社未来ライブラリー Mフー1ー1
[BOOKデータベースより]
英国の“最底辺”労働に著者自らが就き、その体験を赤裸々に報告。アマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー―ワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場は、マルクスやオーウェルが予言した資本主義、管理社会の極地だ。グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満、持つ者と持たざる者との一層の格差拡大は他人事ではない。横田増生氏推薦の傑作ルポ。
第1章 アマゾン(ルーマニア人労働者;懲罰ポイント;人間の否定;炭鉱ととみに繁栄を失った町;ワンクリックの向こう側)
第2章 訪問介護(介護業界の群を抜く離職率;観光客とホームレスの町;介護は金のなる木;ディスカウント・ストアの急伸;貧困層を狙うゲストハウス)
第3章 コールセンター(ウェールズ;「楽しさ」というスローガン;古き良き時代を生きた炭鉱夫たち;生産性至上主義;世界を均質化する資本)
第4章 ウーバー(ギグ・エコノミーという搾取;単純な採用試験;「自由」の欺瞞;価格競争で失われる尊厳;労働者の権利と自主性)