ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
破滅派 八木書店 斧田小夜
点
「破滅派のル=グウィン」と呼ばれるほどの実力派にして、シリコンバレーなど海外でプログラマとして働いた経験をもつ現役のソフトウェアエンジニアによるSF短編集。第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作ほか、全四篇を収録。【収録作】「ギークに銃はいらない」銃なんかなくたって、俺たちは世界を殺せる。だろ? ディランはきまってそんなふうに言った。腐ったハンバーガーみたいな青春だけど、僕たちには一つだけ救いがある。ここ、北カリフォルニアで、ギークは神だからだ――ナードに位置付けられた少年たちのホワイトハッカー小説。「眠れぬ夜のバックファイア」家族と元恋人をめぐるトラウマから眠ることのできなくなったヨウは入眠装置In:Dreamを使って安眠を求める。スタートアップ事情を活写したリアルテック?解毒SF。「春を負う」/「冬を牽く」ル=グウィン『闇の左手』を思わせる、厳しい冬が支配する《ヌビヤク》の高山地帯を舞台に、季節を運ぶ《交易びと》と祭祀長《チェギ・ルト》になることを運命づけられた少年の交流を描くスペキュレイティブ・フィクション連作。【推薦コメント】世界というのはいつだって理不尽で、生きるということはいつだって不如意なものだ。それはもう、そういうものなのだからしかたない。斧田小夜の書くSFは、閉じられた世界の中で苦しさを噛みしめながら生きる人間を、いつも静かに見つめている。閉じた世界の中にもときおり光が射すことがある。その光には世界を変えるほどの力はないかもしれないけれど、そのかすかな光の美しさを、斧田小夜は決して見逃さないのだ。――pha(ブロガー・作家・元「日本一有名なニート」・「ギークハウスプロジェクト」発起人)日本SF第七世代の牽引者となることを望みたい。――大森望(翻訳家・SFアンソロジスト)※河出文庫『NOVA 2021年夏号』より主人公のからだが血をしぼりだすようにしてまったくあらたな解決法を発見する。これはSF的なロジック、サスペンスの解決、作品の主題を同時に満足させることを目指し、じつに見事に達成した作品です。――飛浩隆(作家)※第3回ゲンロンSF新人賞選評より
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
小夜流雄貴
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年12月発売】
田げん
価格:2,200円(本体2,000円+税)
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
中村隆英
【2025年08月発売】
1位
又吉直樹
【2015年03月発売】
一覧を見る
[日販商品データベースより]
「破滅派のル=グウィン」と呼ばれるほどの実力派にして、シリコンバレーなど海外でプログラマとして働いた経験をもつ現役のソフトウェアエンジニアによるSF短編集。第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作ほか、全四篇を収録。
【収録作】
「ギークに銃はいらない」
銃なんかなくたって、俺たちは世界を殺せる。だろ? ディランはきまってそんなふうに言った。腐ったハンバーガーみたいな青春だけど、僕たちには一つだけ救いがある。ここ、北カリフォルニアで、ギークは神だからだ――ナードに位置付けられた少年たちのホワイトハッカー小説。
「眠れぬ夜のバックファイア」
家族と元恋人をめぐるトラウマから眠ることのできなくなったヨウは入眠装置In:Dreamを使って安眠を求める。スタートアップ事情を活写したリアルテック?解毒SF。
「春を負う」/「冬を牽く」
ル=グウィン『闇の左手』を思わせる、厳しい冬が支配する《ヌビヤク》の高山地帯を舞台に、季節を運ぶ《交易びと》と祭祀長《チェギ・ルト》になることを運命づけられた少年の交流を描くスペキュレイティブ・フィクション連作。
【推薦コメント】
世界というのはいつだって理不尽で、生きるということはいつだって不如意なものだ。それはもう、そういうものなのだからしかたない。
斧田小夜の書くSFは、閉じられた世界の中で苦しさを噛みしめながら生きる人間を、いつも静かに見つめている。
閉じた世界の中にもときおり光が射すことがある。その光には世界を変えるほどの力はないかもしれないけれど、そのかすかな光の美しさを、斧田小夜は決して見逃さないのだ。
――pha(ブロガー・作家・元「日本一有名なニート」・「ギークハウスプロジェクト」発起人)
日本SF第七世代の牽引者となることを望みたい。
――大森望(翻訳家・SFアンソロジスト)※河出文庫『NOVA 2021年夏号』より
主人公のからだが血をしぼりだすようにしてまったくあらたな解決法を発見する。これはSF的なロジック、サスペンスの解決、作品の主題を同時に満足させることを目指し、じつに見事に達成した作品です。
――飛浩隆(作家)※第3回ゲンロンSF新人賞選評より