この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- おひとりさま、もうすぐ60歳。
-
価格:924円(本体840円+税)
【2025年02月発売】
- 岸本葉子の暮らしの要
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年11月発売】
- 60代、不安はあるけど、今が好き
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年12月発売】
- 生活すること、生きること
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年11月発売】
- 50代、足していいもの、引いていいもの
-
価格:814円(本体740円+税)
【2023年08月発売】
[BOOKデータベースより]
言葉は穴だらけだ。日本語でも他の言葉でも、外から眺めてみると、欠けている単語がたくさんあって、どうして、こんな穴あきチーズを使ってものを書くことができるのだろうと不思議になる。
1 遊園地は嘘つきの天国(すべって、ころんで、かかとがとれた;病院という異国への旅;「犬婿入り」について;翻訳という熱帯旅行;失われた原稿;〈生い立ち〉という虚構;ドイツで書く嬉しさ;シャミッソー賞を受賞してみて;吹き寄せられたページたち;樹木・電流・プラスチック;「ふと」と「思わず」;ゆずる物腰ものほしげ;懐かしいかもしれない;アメリカの印象;通信手段;遊園地は嘘つきの天国)
[日販商品データベースより]2 衣服としての日本語(記憶の中の本;刻み込まれていく文章;言葉のたけくらべ;舞台のある小説;人形の死体/身体/神道;罫線という私;衣服としての日本語;異界の目)
3 線は具象 具象は線(「外国語文学」の時代;ジークリット・ヴァイゲルの「性の地形学」について;翻訳者の門―ツェランが日本語を読む時;ラビと二十七個の点;ハムレットマシーンからハムレットへ;身体・声・仮面―ハイナー・ミュラーの演劇と能の間の呼応;迷いの踊り―ノイマイヤーの「ハムレット」;聴覚と視覚の間の溝を覗く―朗読とダンスの共演「風の中の卵のように」;「新ドイツ零年」と引用の切り口;筆の跡;線は具象 具象は線;花言葉;二〇四五年)
言葉は穴だらけだ
「日本語でも他の言葉でも、外から眺めてみると欠けている単語がたくさんあって、どうしてこんな穴あきチーズを使ってものを書くことができるのだろうと不思議になる。」日本とドイツで、日本語でもドイツ語でもない、独自の言葉の実践を続ける多和田葉子の思索の軌跡を集成。著者初のエッセイ集。