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価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2022年09月発売】
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[BOOKデータベースより]
第1部 座談会(複雑性PTSDの概念、歴史、その重要性;トラウマ焦点化心理療法の考え方;治療同盟をつくる;複雑性の要素―虐待・DV・いじめ・災害;トラウマ記憶を扱うという治療―効果と副作用 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 座談会を終えて(「型」と「型破り」;「経験」となりえなかった「体験」;「世界は一個の大きな病院になる」ことから逃れて;わたしの複雑性PTSD臨床―三八年間、素人になりに対応を試行錯誤してきた一精神科医の実践の紹介)
複雑性PTSD(Complex post-traumatic stress disorder;CPTSD)とは,心身への組織的暴力,家庭内暴力や虐待など長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる,感情などの調整困難を伴う心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。国際疾病分類(ICD-11)において初めてPTSDと区別された診断基準として記載され,診断名として2022年1月1日から正式に発効された。その診断基準は,否定的自己概念,感情の制御困難及び対人関係上の困難といった症状が,脅威感,再体験及び回避といったPTSDの諸症状に加えて認められることとされる。
本書は,『複雑性PTSDの臨床――心的外傷?トラウマの診断力と対応力を高めよう』(金剛出版,2021)の発刊に併せて行われた四人の精神科医による座談会の記録と書き下ろしエッセイを収録したものであり,複雑性PTSDに関する最新の正確な知識・経験を読者に提供しようとするものである。日常臨床への有効なヒントを提供するであろう。