糸玉の近代

水声社
鯖江秀樹　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2022年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784801006287

内容情報

[BOOKデータベースより]

絵画や彫刻のみならず、都市や建築、商品、衣服、版画、料理、サバイバル、手仕事装丁まで…造形性をともなう「モノ」にまつわる技術をその思想とともに解きほぐす。近代によって産み落とされ、置き去りにされたものに新たな光を当てる１４の扉。

ジャコモ・バッラの「家」
第１部　芸術―未来派の知覚（ローマ―革命の都市／教育の革命；動体写真という反証　ほか）
第２部　万博―うたかたの都市（ローマ万博の光と影―ジュゼッペ・ボッタイのまなざし；建築家アダルベルト・リベラの記憶　ほか）
第３部　建築―後期モダニズムの消息（イタロ・カルヴィーノ『遠ざかる家』と戦後イタリア建築史；機能主義建築の臨界―後期モダニズムにおける人間的なるもの　ほか）
第４部　技芸―かたちの声（横井庄一考―生存のためのデザイン；戸田ツトム考―夕まずめの眺め　ほか）

[日販商品データベースより]

「驚き」を内に秘める《歴史の糸玉》
絵画や彫刻のみならず、都市や建築、商品、衣服、版画、料理、サバイバル、手仕事装丁まで……造形性をともなう「モノ」にまつわる技術をその思想とともに解きほぐす。近代によって産み落とされ、置き去りにされたものに新たな光を当てる14の扉。