近代博多興行史

地方から中央を照射する

文化資源社 八木書店
岩井眞實　

• 価格: 19,800円（本体18,000円＋税）
• 発行年月: 2022年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784910714011

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　総論　地方興行史概説（劇場と興行；巡業の実態）
第２部　博多興行通史（伝説の劇場；「社」の時代；日清戦争前後　ほか）
第３部　川上音二郎（名古屋の川上音二郎；博多の川上音二郎；終章にかえて）
資料篇

[日販商品データベースより]

マイクロフィルム版の福岡の新聞や、各地に散在する芝居興行番付や記録を博捜・蒐集・整理し、幕末から明治年間の興行の一覧と番付一覧を基礎資料として、博多を中心とした九州北部地域の興行史をはじめて一冊に纏める。

その史料を元に、興行を支えた人・物についての論説を加えた、生きた興行史・読める興行史となっていて、明治の博多の興行実態がわかる。

また、博多生まれの川上音二郎がメディアに最初に登場した年月に関する論争に決着をつけるなど、史料に根ざした研究の成果を収める。