- 妖怪たちの秘密基地
-
つくもがみの時空
ブックレット〈書物をひらく〉 27
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582364675
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 声に出して読みたい古事記
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年04月発売】
- 出世と恋愛 近代文学で読む男と女
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2023年06月発売】
- 心を軽やかにする小林一茶名句百選
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年06月発売】
- 源氏物語のモデルたち
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2014年10月発売】
- フツーに方丈記
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年02月発売】
[BOOKデータベースより]
打ち捨てられ、深く人間を恨む古い器物たちが、妖怪に変化して京の都を跋扈する、室町物語異類物の一つ『付喪神絵巻』。妖怪たち、またその物語は、都市空間のどんな局所に、伝承や古典知のどんな層のうちに棲みついているのか。「都市空間」「教養」「ことば」の三視角から読み解く、室町物語の魅力。
1 『付喪神絵巻』と都市空間(『付喪神絵巻』の登場;浮かび上がる妖怪ライン;都市の記憶―船岡・長坂・京白川 ほか)
[日販商品データベースより]2 和漢の学芸を描く―付喪神の宴(酒呑童子と歌仙の姿;詩はこころざしのゆくところなり;玄宗皇帝絵―「羯鼓催花」 ほか)
3 『付喪神絵巻』のことば―付喪神と妖物(付喪神と百鬼夜行;「付喪神」の由来;物語を動かすもの)
器物の化け物が跋扈する『付喪神絵巻(つくもがみえまき)』は、どんな土地の記憶や知のコンテクストを内蔵しているか。都市、教養、言葉の三つの層で室町物語の特質を探る。