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[BOOKデータベースより]
社会的責任や中立性をめぐる戦後図書館界の自己認識の展開。社会的な存在としての図書館。そのあるべき姿や中立性は、図書館界においてどのように捉えられてきたのか。「図書館の自由に関する宣言」や「原子兵器禁止に関する各国図書館界への訴え」、文部省による図書選定制度に対する立場表明など、社会的・政治的な文脈の中で採択あるいは討議された決議や声明に注目しつつ、図書館の社会的責任や中立性に関する戦後図書館界の自己認識の展開を明らかにする。
序章
[日販商品データベースより]第1章 社会的責任と中立性をめぐる見解の多様性―破壊活動防止法と「図書館の中立性論議」
第2章 中立観を具現化した「図書館の自由に関する宣言」―「原子兵器禁止に関する各国図書館界への訴え」との比較から
第3章 教育二法案と図書館界―「図書館の自由に関する宣言」をめぐる2つの期待
第4章 文部省の「図書選定制度」をめぐるポリティクス―1950年代の図書館の社会的責任論の到達点と限界
第5章 図書館界における「政治の季節」の終焉―1960年の日米安全保障条約の改定と図書館の中立論の不在
第6章 ピノキオ・コーナーの評価をめぐる理念と現実の確執―1970年代の「差別図書」問題と図書館の社会的責任
終章
資料編
社会的な存在としての図書館。そのあるべき姿や中立性は、図書館界においてどのように捉えられてきたのか。「図書館の自由に関する宣言」や「原子兵器禁止に関する各国図書館界への訴え」、文部省による図書選定制度に対する立場表明など、社会的・政治的な文脈の中で採択あるいは討議された決議や声明に注目しつつ、図書館の社会的責任や中立性に関する戦後図書館界の自己認識の展開を明らかにする。