- 鎌倉幕府はなぜ滅びたのか
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784642059435
[BOOKデータベースより]
窮乏する御家人、旧式化した騎馬武者の合戦、悪党の活動、分裂した王家…。さまざまな矛盾によって幕府政権がゆらぐなか、後醍醐天皇による討幕運動が起きた。鎌倉末期十年の政治と合戦を詳述し、幕府滅亡の理由を問う。
鎌倉幕府の何が問題だったのか―プロローグ
静かなる鎌倉の政治(北条高時政権の成立;北条高時政権の抱えた問題)
京都の状勢(延慶の山門嗷訴;後醍醐天皇がもたらした両統送立の混乱;鎌倉幕府を弱体化させら悪党追補)
動乱の時代の幕開け(正中の変;それぞれの後継者問題)
後醍醐天皇の討幕運動(元弘合戦勃発;楠合戦;六波羅探題の判断ミス;六波羅探題滅亡)
鎌倉合戦(坂東武者と坂東武者の激突;鎌倉における決戦)
鎌倉幕府滅亡後のものがたり―エピローグ
元王朝との戦時体制の常態化に伴い窮乏する御家人、騎馬武者による合戦の旧式化、社会を揺さぶる悪党の活動、分裂した王家…。鎌倉時代末期、幕府を揺るがす大きな社会変動、後醍醐天皇による討幕運動が起きた。正中の変からの十年間の政治と合戦を詳述。さまざまな混乱の責任を背負わされた幕府の苦悩を読み解き、滅亡にいたる歴史を描き出す。
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