- AI防災革命
-
災害列島・日本から生まれたAIベンチャーの軌跡
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784344936928
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年01月発売】
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災害列島・日本から生まれたAIベンチャーの軌跡
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年01月発売】
[BOOKデータベースより]
世界規模の気候変動による災害の多発…、「防災」の新たな局面を切り拓くベンチャー企業の軌跡と展望とは―。災害大国日本に必要なのは「土木」ではなく「AI」。災害状況を即時に可視化して予測するAIベンチャーが描く未来の防災。
第1章 2つの大震災から生まれた小さな魂―「防災で起業する!」(阪神・淡路大震災で体験した震災ボランティア;東日本大震災で感じた違和感 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 報道機関向けアプリケーションを開発するも資金繰りが限界に…破綻直前に「志」が運命を救う(熊本地震で知られざる現場の報道に寄与;「あの映像の情報源は?」と問い合わせが殺到 ほか)
第3章 小さな成功に惑わされず、起業時の目的に立ち返る新たなテクノロジーを活用して全国シェア獲得(「脱報道」から「AIで防災」へ;デマや憶測は命の危機を招く ほか)
第4章 「市場のサイズ」「起業の常識」より大事なもの―「わが道」を選び続けることが事業成長につながる(市場規模を気にしない;市場のサイズよりも「意味のある商品を出せるか」 ほか)
第5章 防災は「未来」を見るステージへ―AIの活用が次の成長を促進させる(未来の防災に求められるもの;「今を伝える」から「未来予測」へ ほか)
激甚化する自然災害をAIで救い、
災害状況を即時に可視化して予測する。
AIベンチャーが描く未来の防災
2011年の東日本大震災から、早いもので10年が経過している。
災害大国である日本は、今も予報技術の開発や防災設備の建設に巨額の予算を
投じているが、
天災はそうした努力を易々と凌駕する規模で人間をいつも圧倒するのだ。
ハードの力で災害に対抗するには限界がある。
ならば、情報の力でその脅威に対抗できないか。それが私の考え方である。
(「はじめに」より抜粋)
日本は元来、自然災害の多い国であるが、
近年は気候変動の影響と思われる災害がこれまで以上に頻発するようになってきた。
また、それに備える防災という分野は、長らく土木や建設業が大部分を担ってきた。
しかし、想定外の被害を減らすために今後より重要になってくるのは、
リアルタイムに状況を見える化し予測することである。
そんな新しい防災のカタチをAIによって実現しようとしているのが、
スタートアップ、スペクティだ。
SNSの投稿などからAIが情報を精査・解析し、
「予測する防災」を可能にしたサービスを提供している。
それは現在、全国47都道府県の防災部門の8割で導入され、
民間企業でも約500社が採用するまでにいたっている。
本書では、「防災」という珍しい領域で事業を成長させてきた企業の取り組みを
描くとともに、
「防災×AI」で何ができるのか、何をするべきなのか、
その現状と未来の防災の可能性について展望する。