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[BOOKデータベースより]
グローバリゼーションにより言語・言語教育イデオロギーとコミュニケーションの意義が大きく変わる今、ことばの教育は何をめざすのか?人、ことば、社会・環境を相互に連関する資源と捉える「言語生態学」の視座から、個人と社会をより豊かに(welfare)する営みとしての、ことばの教育を考える。
1 理論(ウェルフェア・リングイスティクスとは;生態学が語ることばの教育―ウェルフェアを実現するために;公正な社会づくりをめざしたトランスランゲージング理論とその実践)
[日販商品データベースより]2 イデオロギー(第二の言語イデオロギーの転回におけるメトロリンガルの強み;第二言語の使用・学習・教育とイデオロギー―モノリンガルバイアス、母語話者主義、新自由主義;日本語教育に関する言説とイデオロギーの考察―日本語教師養成における「言語教育観」教育に向けて)
3 実践(ウェルフェア・リングイスティクスを志向する「多言語おしゃべり会International Caf´e for You」の実践;地域の祭りで踊る教育実践―地域への越境を通した留学生のアイデンティティの変化に着目して;ことばの生態的アプローチと教育実践―大阪・エール学園における留学生による地域活動の分析)
あとがき―ともに生きるためのことばの教育にむけて
いま、ことばの教育は何をめざすのか? グローバリゼーションにより言語・言語教育イデオロギーの転回とコミュニケーションの変容が起こりつつあるなか、これまでの言語や文化の境界線を前提としたことばの捉え方、特に、社会における支配的言語やモノリンガル思考に基づく言語教育イデオロギーについて見直す必要がある。人、ことば、社会・環境を相互に連関する資源と捉える「言語生態学」の視座から、個人と社会をより幸福に、豊かに(welfare)みちびく営みとしての、21世紀のことばの教育の可能性を提唱する。