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価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2020年10月発売】
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[BOOKデータベースより]
人類学者が体験した、人間、動物、植物、微生物を含む多種間の濃密な交流とは!?寄生虫からヤマアラシ、ニホンザルまで、人間と多種の絡まり合いを描く8つのマンガ民族誌!!
序論 マンガとマルチスピーシーズのハイブリッド―より闊達な人類学のために
[日販商品データベースより]第1章 豊穣を占うバンバラム
第2章 天寿を全うする家畜たち
第3章 語り合うカスカと動物霊
第4章 文化キャンプと古老たちの教え
第5章 ブタを探して
第6章 富を生み出すヤマアラシの胃石
第7章 人体に棲まうマラリア原虫/ロア糸状虫
第8章 金華山「殺猿事件」の顛末
文化人類学×マンガ、マルチスピシーズ民族誌×マンガ! !
これまでの人間中心主義的な記述を廃し、人間以外の「多種」との交流を描くマルチスピーシーズ民族誌。本書は、文化人類学における代表的な営みである「民族誌」の可能性を開く分野と、マンガという親しみやすい表現形式が出会った「マンガ版マルチスピーシーズ人類学」という新たな試みである。
20世紀にB.マリノフスキが唱えたフィールドワークのコアであるとされた「実生活の不可量部分」をマンガという自由闊達な表現によって、とらえようとする「人類学マンガ」を、本書では、8人の人類学者による8つのマルチスピーシーズ民族誌のマンガ化によって表現する。
「単一種としての人間ではなく、複雑に絡まり合う多種へ。人間だけに特権を与える人間例外主義ではなく、あらゆる生物種に行為主体性を認めるマルチスピーシーズ人類学共同体へ。人間と動物という二元論思考ではなく、群れとなって、絡まり合いながら現れては消え、消えては現れる多元的な生成へ。」(本書、序論より)