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- 明治憲法下の治安法制と市民の自由
-
- 価格
- 4,730円(本体4,300円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784845117161
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[BOOKデータベースより]
「政治的自由」をめぐる明治憲法と日本国憲法との違いは何か。天皇制国家の専制的性格を明治憲法の構造、治安維持法の成立過程とその果たした役割から明らかにする。戦前の緊急事態法制と現在の改憲問題を論じた第3部「緊急事態法制の展開」は書き下ろし。
1 明治憲法下の市民的自由(明治憲法の構造と市民的自由;戦前日本における政治的自由をめぐる攻防―自由主義憲法学・憲法思想の挑戦と限界)
[日販商品データベースより]2 治安維持法の成立と展開(治安維持法成立史論―一九二〇年代における天皇制国家の治安法制再編成をめぐって;治安維持法の成立をめぐって;ファシズム期の言論統制と治安維持法―記事差止、目的遂行罪と転向政策)
3 緊急事態法制の展開(近代日本における緊急権発動の歴史と現代改憲)
第T部は、明治憲法がいかに自由保障にとっては脆弱であったか、第U部は、治安維持法が第一次世界大戦後における新たな革命運動の登場による既存の治安法制の危機に対処する現代的治安立法として登場したこと、を明らかにし、第V部では、明治憲法下の緊急権法制とその猛威を振り返り、戦後の改憲論の中での緊急事態改憲論の推移を概観した書き下ろし論文を収録した。