[BOOKデータベースより]
古典が現代人の日常を問い直している。NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。現代を生き抜くヒントがちりばめられた王朝日記の世界へようこそ!
1 『蜻蛉日記』中巻の魅力(安和の変、起きる;道綱、賭弓で大活躍する;唐崎祓い;道綱、鷹を空に放つ;石山詣で;新しいライバル「近江」;鳴滝に籠る;初瀬詣で、再び;床離れ、下巻のあらまし;『蜻蛉日記』と近代小説)
2 『更級日記』の魅力(『源氏物語』から『更級日記』へ;『夜の寝覚』への誘い;『浜松中納言物語』と『源氏物語』;『更級日記』と近現代文学)
3 『和泉式部日記』の魅力(和泉式部の人生と文学;和泉式部の和歌;和泉式部と紫式部;『和泉式部日記』と現代)
"古典が現代人の日常を問い直している。
「それぞれの日記は、独自の個性を持っている。また、「人生」を見つめる視点に、異なる流儀を貫いている。その素晴らしき多様性に、日々、圧倒される思いだった」−−「はじめに」より
NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。
いまを生き抜くヒントに満ちた王朝日記の世界へようこそ!
本書は『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』の姉妹版です。
NHKラジオ放送と連動して、それぞれの全文を現代語訳しましたが、放送では話したものの既刊3冊には含まれていない台本を基にして書き下ろしました。
内容はまったく重複していません。
『蜻蛉日記 中巻』のエッセンス、『更級日記』の作者が書いたとされる複数の物語の鑑賞、和泉式部が残した和歌の鑑賞、にて構成。
【好評既刊】
新訳更級日記(定価1,980円、2020年3月刊)
新訳和泉式部日記(定価1,870円、2020年10月刊)
新訳蜻蛉日記 上巻(定価1,980円、2021年5月刊)"
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