[BOOKデータベースより]
きみ、だれ!?ぼくのくびをジロジロみてたでしょ!?ああ、ごめん、きをわるくしないで。いやでも目にはいっちゃうよね、こんなくびだもの。みんなのくびはいいかんじ。いままでずーっと、このくびをどうにかしようって、がんばってきたんだよ。でも、だめなんだ。このくびは、いつもこのくびのまま。だから、きみがぼくのなやみごとをよんでくれても、くれなくても、どっちでもいいさ。どうせ、なにもかわらないよ。じゃあね…ほらまた、ぼくのくびをみてるでしょう!?
[日販商品データベースより]キリンのエドワードには悩みがありました。ぼくの首は長すぎ、細すぎ、上にいきすぎ、めだちすぎ・・・。「ほめてくれるのはママだけさ」。みんなの首はいいかんじ。ある日カメのサイラスが、エドワードにしかできないお願い事をします。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- たびするプリンセスとすてきなおたんじょうびパーティー
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2022年12月発売】
- ペンギンのこまりごと
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2021年09月発売】
- 王さまのおうごんのひげ
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2022年07月発売】
- 海のてがみのゆうびんや
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2022年06月発売】
- おいしいおいしいかくれんぼ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年09月発売】
長くて立派なくびを持ったキリンのエドワード。ところがエドワードは、このくびが嫌なんですって。長すぎ、細すぎ、曲がりすぎ。くねくねしすぎ、目立ちすぎ。そして、くびっぽすぎる。みんなが自分のくびをじろじろ見るって。他人の悩みはわからないものです。エドワードは、首にたくさんのスカーフを巻いてみたり、木の後ろに隠れてみたり、谷の間に入ってみたり。そして、思うのです。みんなのくびはいい感じ。そんなある日、エドワードはカメのサイラスに出会います。おしゃべりな彼は、エドワードにあるお願いごとをするのです……。まわりにはどんなに素敵に見えても、本人が気にしていたとしたら、それはやっぱり深刻な悩みごと。真剣に向き合うエドワードの姿は健気で、でもどこか滑稽で愛らしく。とっても魅力的に見えてくるのは、レイン・スミスの愛嬌たっぷりな絵のおかげ? それとも、読んでいるだけで可笑しくなってくる文章のせい? こんな気の合う友だちができちゃうんだったら、コンプレックスも悪くないかもしれませんよね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「ながすぎ。ほそすぎ。まがりすぎ」自分の首が好きではないキリンのお話です。キリンの首なんてかっこいいし、いいことばかりだと思うのですが、本人はそう思っていないなんてことがあるんですね。でも、思わぬ出会いからその気持ちが変わっていきます。
おしゃれなイラストで大人も楽しめました。途中の縦に開くしかけも良かったです。
同じ作者コンビの『ペンギンのきまりごと』という絵本も読んでみたいです。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】