- 「屋根」より高い鯉のぼり
-
父ちゃんは、兵士として戦場へ
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2021年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784889009989
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[日販商品データベースより]
子どもたち、お父さんお母さんへ
本書は、戦後間もない頃、明るく正義感に満ちた文吉という少年(小五)が、家庭が貧しいため、苦労をしながら、家族のために、奮闘する物語です。殊に、物語の中心の課題は、父が「戦争」に出征し、家庭で「鯉のぼり」が買えない中で、平吉(弟)のために小さい手製の「鯉のぼり」を作り、家の庭に、竹竿にくくりつけて、高く、「泳がせる」という趣向です。しかし、「鯉のぼり」は、弟のためだけではなく、まだ帰還しない父も含めた六人の家族の「幸せ」のために、なんと六匹の「鯉のぼり」を作った物語です。
このような「家族」みんなのために、手製の「鯉のぼり」をつくる過程で、文吉は、悪戦苦闘しつつ、いろんなことを学びます。とりわけ、未だ、帰還しない父の安否を気遣う中で、内実は、「人殺し」をする「戦争の本質」を考えながら、逆に「平和の尊さ」や「命の大切さ」などのことを学びます。そして人間の社会で「平和」の実現ほど「大切な生きがい」はないと確信していきます。
私は、この物語を最後まで読んで、大きな感動と教訓を感じ取りました。そこで、本書『「屋根」より高い鯉のぼり』の物語を、小中学生の若いみなさん方に、心から、また確信をもって、推奨いたします。
上田 勝美(龍谷大学名誉教授/憲法9条京都の会代表世話人)