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- 扉のかたちをした闇
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- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2021年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094070385
[BOOKデータベースより]
江國香織、森雪之丞。二人は、自由にしなやかに名づけようのないものを歌う。寄り添い、離れ、もつれ合い、愛と孤独を歌う。扉のかたちをした闇の向こうで、二人の言葉は響き合い交感する。軽やかに世界を切り取る“ことばたち”が酸素みたいに心を満たす。
1(八月の男は/うちのお風呂場(香);八月は幻/まぼろしのしょうたい(雪) ほか)
2(空港と自由(香);ひとりになるため誰かを愛して(雪) ほか)
3(星月夜;窓辺の若い男 ほか)
往復書簡(森雪之丞から江國香織へ;江國香織から森雪之丞へ)
詩の面白さを存分に味わえるコラボ詩集
「男のひとは 愛に疲れやすいので 愛に倦まない女たちは 自作自演で愛に溢れる」(江國香織) 「女のひとは 愛をむさぼり生きるので 愛を産めない男たちは 夢を耕して愛を補う」(森雪之丞)
1年12か月をテーマにそれぞれが書いた詩、江國香織が書いた詩を受けて、森雪之丞が書いた連詩、絵画作品をモチーフにそれぞれが書いた詩の3部構成。ニューヨークと東京で語り合う往復書簡も収載。
手元にいつも置いておきたい、心がふっと軽くなる珠玉の詩集。
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