心臓弁膜症

よりよい選択をするための完全ガイド
健康ライブラリーイラスト版　

講談社
加瀬川均　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2021年05月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784065235027

内容情報

[BOOKデータベースより]

どんな病気？手術は必要？放置すれば心房細動や心不全のおそれも。病気のしくみから最新治療法まで徹底解説。

１　弁膜症とは、どんな病気か（弁膜症の実態―患者数・手術数とも多いのに知られていない；どんな人が注目すべき？―いつ・誰におこってもおかしくない　ほか）
２　症状から診断するのは難しい（症状―無症状または症状に気づかない人が多い；ケーススタディ２―いきなり「弁膜症で手術が必要」と言われたＢさん　ほか）
３　治療法はなにを考えて決めるか（弁膜症の種類―ほとんどは心臓の左側の弁におこる；弁膜症の程度―病状の程度によって三段階に分けられる　ほか）
４　カテーテル治療と外科手術（手術の方法―弁を修理する弁形成術と、取りかえる置換術；カテーテル治療１―クリップを使う方法は僧帽弁閉鎖不全症に　ほか）
５　手術後の自己管理と生活の注意点（手術後―直後にいったん悪くなるけれど心配ない；服薬管理―ワーファリンの服用を続けて血液サラサラに　ほか）

[日販商品データベースより]

近年患者数が増えている「心臓弁膜症」。心臓弁膜症は、患者数・手術数とも多いのに知られていない病気です。

弁膜症は、心臓の弁がなんらかの原因でいたむことでおこります。比較的高齢の人にみつかっていますが、若くても気づいていないだけで、すでに弁膜症がおこっている可能性もあります。

自覚症状がないまま進行することが多く、弁に障害が起きた状態を放置されると、心臓の壁(心筋)がいたみ、本来の役割を果たせなり、不整脈や心不全をおこし、命にかかわることもあります。

治療の基本は、心臓の壁がいたむ前の、弁がいたんでいる段階で弁を補修するか、人工弁に交換することです。

本書では、病気の基礎知識から手術法の選択、術後の注意点まで、最新情報も網羅し、イラストを多用してわかりやすく解説します。

治療の時期の決定もアドバイス。患者さんの今後の人生にかかわる選択の一助となる一冊です。

【内容】
第1章 弁膜症とは、どんな病気か
第2章 症状から診断するのは難しい
第3章 治療法はなにを考えて決めるか
第4章 カテーテル治療と外科手術
第5章 手術後の自己管理と生活の注意点