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[BOOKデータベースより]
なぜ人は趣味をほどほどに、あるいは真剣に続けるのか?趣味として自分の好きなことに打ち込む人びとや、彼・彼女らを取り囲む趣味環境に注目し、趣味に生きる文化のあり方やそこでの葛藤を描きだす。
本書の基本的な視点
[日販商品データベースより]1 日本におけるシリアスレジャーの意味(趣味の大衆化―テイストとホビーの境界線;アマチュア―「稽古(事)」と「たしなみ」;シリアスレジャーとしてのボランティア―余暇か労働か)
2 シリアスレジャーに打ち込む人びと(趣味と放送―シリアスレジャーとして始まったCATV;ランニングの専門志向化とトレイルランニングへのキャリア;より良い生き心地を求めるLGBTのシリアスレジャー;夢追いバンドマンにとって音楽活動は趣味なのか,仕事なのか;それでも舞台に立てる理由:まじめに遊ぶための人間関係と規則;「アイドル,はじめました。」:アイドルは仕事なのか,趣味なのか)
3 シリアスレジャーに打ち込む環境(SNSが築く弱い趣味縁の面白さ;メディアが可能にする趣味実践―「学習」と「観戦」におけるメディアの利用;「趣味」としての部活動―学校教育が醸成する発表会的心性;日系人の「日本語で歌う文化」:シリアスレジャーでつながるマイノリティ;「地域を取り戻す」という遊び:スポーツを通じた観光まちづくりを事例に;政策的に「活用」される自由時間:シリアスレジャーのあやうさ)
Appendix ロバート・ステビンスへのインタビュー
なぜ人は、ほどほどに、あるいは真剣に趣味に生きてしまうのか?
ボランティア・CATV・ランニング・バンドマン・演劇・アイドル・部活動・カラオケ・まちづくり……趣味として自分の好きなことに打ち込む人びとや、彼・彼女らを取り囲む趣味を維持する環境に注目し、趣味に生きる文化のあり方やそこでの葛藤を描きだす
「趣味に生きること」についてひとたびまじめに考えてみようとすると、実はたくさんの疑問がわいてくる。本書『「趣味に生きる」の文化論』は、こうした疑問について考える材料を提示し、少しでも答えを出してみることを目的としている。自分の趣味をもっと楽しむにはどうしたらよいのか考えるために本書の議論を活用してもらってもよいし、社会のなかで趣味をすることの意味を考えるための出発点としてもらってもよい。(「本書の基本的な視点」より)