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[BOOKデータベースより]
なぜ国際人権法の枠組みでとらえる必要があるのか、どのような法的規制が有効か、また差別表現の言語的構造はどのようになっているのか、そして言葉の暴力に抗し自己を保つ道徳的義務を果たすことができるのか…、国際的な比較研究、様々な事例検証を踏まえ学際的に考察する。
巻頭エッセイ SNSと人権
[日販商品データベースより]鼎談 インターネットとヘイトスピーチ―コロナ禍後の世界
第1部 法の視点から(インターネットとヘイトスピーチ―国際人権法の観点から;ヘイトスピーチの社会問題化とヘイトスピーチ解消法)
第2部 現場の視点から(ドイツ国家社会主義地下組織(NSU)とドイツにおけるヘイトクライムに対する取り組み;ヘイトスピーチ根絶のための取り組み―鶴橋、ネット、二つの事例から見えるもの)
第3部 言語と倫理の視点から(常態化したヘイトスピーチの恐怖―コミュニケーション・ジャンルからの考察;ヘイトスピーチと互恵性原則―インターネット上のヘイトスピーチについてドイツでの事例をもとに考える)
SNSでのヘイトスピーチについて、国際人権法からの考察と法的規制が進んでいるヨーロッパとの国際比較、そして人種差別とヘイトスピーチの事件への対応事例を示し、さらに「話し手」ではなく「聞き手」に焦点を当てた「聞こえる声」や差別言論のもつ「多声性」への気づきを促すコミュニケーション論と互恵性原則に基づく倫理学の視点から論じる。