- 学芸員がミュージアムを変える!
-
公共文化施設の地域力
文化とまちづくり叢書
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784880654973
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[BOOKデータベースより]
ミュージアムの主人公・学芸員たちの現場力を、気鋭の研究者たちが分析力でフォローし、ミュージアムの地域力を高める1冊。第1部では、人びとの生き方を支えうる場として、ミュージアムの可能性を探っていく。第2部では、具体的な実践を紹介しつつ、地域とともに育っていくミュージアムの姿を浮き彫りにする。
第1部 ひととミュージアム(生/ライフとミュージアム;ミュージアム体験を「ライフコース」と「ナラティブ」で編み直す;ミュージアムの拡張―健康・福祉と文化芸術の融合;学芸員のキャリアパスとミュージアム;ライフコースと大学ミュージアム)
[日販商品データベースより]第2部 まちとミュージアム(地域を掘り下げるアウトリーチ;ひととまちの課題に寄り添うミュージアム;地域社会と学芸員;文化拠点とまちづくり―北海道東川町の事例から)
「ひと」に寄り添い、「まち」とともに歩む。ミュージアムは成長する。
運営にかかわる者たちも、変わっていくことができる。
変化が新しいミュージアムを創り、ひととまちの変化をもたらす。
博物館、資料館、美術館など、公共文化施設を考える時、地域の魅力を発信する観光資源、経済的な側面を無視することはできない。他方でミュージアムには、「ひと」や「まち」に寄り添い、じっくりと時間をかけて人びとの生き方にかかわり、地域とともに育っていくという側面がある。
本書は、学芸員が自ら変わり、その結果思考と行動が変容し、ミュージアムが変わるとともに、その成果が地域にどう波及するかを考察。特に現場の学芸員によりミュージアムが変わっていくプロセスを浮き彫りにする。北海道大学の「ミュージアム学芸員の企画展制作 〈立案・運営・評価〉 スキル養成プログラム」3年間の成果を、18人の筆者が分担し執筆。 第T部は気鋭の研究者による分析、第U部はミュージアム(博物館、資料館、美術館)の現場を支える「学芸員」たちが執筆した。
本書の主役は「学芸員」たちである。ミュージアムのあり方を考えた場合、学芸員はどのような存在であるべきなのだろうか。
地域が、ひとが、ミュージアムが変わり、成長し、学芸員も学び変わってゆく。利用者の多様なライフコースに寄り添っていける新しいミュージアムの可能性を発見する最新刊。
【編者】
今村 信隆(いまむら・のぶたか)
北海道大学大学院文学研究院特任准教授、博士(文学)
佐々木 亨(ささき・とおる)
北海道大学大学院文学研究院教授
【執筆者】*掲載順
緒方 泉(おがた・いずみ)
九州産業大学地域共創学部教授、博士(文学)
吉田 公子(よしだ・きみこ)
九州産業大学美術館准教授、博士(芸術)
中込 潤(なかごめ・じゅん)
九州産業大学美術館学芸室長、修士(学術)
田中 梨枝子(たなか・りえこ)
京都芸術大学准教授
大原 昌宏(おおはら・まさひろ)
北海道大学総合博物館教授
佐久間 大輔(さくま・だいすけ)
大阪市立自然史博物館 学芸課長
北村 淳一(きたむら・じゅんいち)
三重県総合博物館学芸員
関口 千代絵(せきぐち・ちよえ)