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[BOOKデータベースより]
教育に絶対的な正解はない。しかし、不正解はある。自身の失敗から導き出した、避けるべき6つの思考。
序章
[日販商品データベースより]1 他責思考
2 手段の目的化思考
3 「横並び・安定・事なかれ」思考
4 極論思考
5 無自己分析思考
6 学校内価値過大視思考
誰もが陥ってしまう可能性のある、6つの「NG思考」
本書で扱う「NG思考」は6つです。
〇思わず誰かのせいにしてしまう 他責思考
〇手段がいつの間にか目的になってしまう 手段の目的化思考
〇成長を阻害してしまう 「横並び・安定・事なかれ」思考
〇柔軟性に欠けてしまう 極論思考
〇成果が出にくくなってしまう 無自己分析思考
〇子どもの可能性を狭めてしまう 学校内価値過大視思考
一見すると、どれもあまりにも「NG思考」であることが明らかすぎて、「さすがに自分は大丈夫だろう」と思ってしまうものばかりでしょう。
しかし、これらは、気が付かないうちに陥りやすい「NG思考」ばかりなのです。
例えば、「褒める」という行為。
「NG思考」とほど遠いように見えますが、場合によっては褒めることでかえって、教師の価値を押し付け、子どもの可能性を狭めてしまうことも……。
本書では、このような例を「学校内価値過大視思考」と呼び、「早く行動できること」「教師の言いたいことをすぐに理解できること」「板書をノートに丁寧に写せること」が学校内では評価されやすい事柄だと紹介しています。
このように「NG思考」には、「よかれと思って」や「熱心であるがゆえに」陥ってしまう側面があるのです。
教師も子どもも前向きに成長していくために
「NG思考」に陥るのは、ある種の防衛機制と言えます。
先生には子どもが好きで責任感が強く、熱心な方が多いです。
熱心であるがゆえに、なにか問題やうまくいかないことが起きたとき、自分の心を守るために「NG思考」に陥ってしまうようです。
「NG思考」に一度陥ると、抜け出すのに苦労します。
それは「なぜ、うまくいかないのか」「どうやったら改善できるのか」をうまく分析できない状況だからです。
その原因を分析するためにも、改善に向かうためにも、まずは「NG思考」を知ることが大切です。
「NG思考」を避けることで、子どもたちと自分なりの、そのクラスなりの正解に辿りつくことができます。
「NG思考」を排して辿りついた「正解」は、目の前の子たちにしか通用しない「正解」かもしれません。
しかし、それを模索し子どもと辿りつけるのが教師の喜びなのだと、著者である土居先生は語ります。
さあ、あなたも「NG思考」を知り、子どもたちとともに、自分なりの「正解」に辿りつくための第一歩を踏み出しませんか?