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エンタメ翻訳この四十年
本の雑誌社 田口俊樹
点
訳書200冊の名翻訳家が自身の訳書を読み直し、翻訳人生最大の危機からチャンドラー新訳での大発見まで、40年間のエンタメ翻訳界を振り返る!
1章 ミステリー翻訳者(第1回 ジョン・ウィンダム「賢い子供」の巻 だるまに助けられる!;第2回 ローレンス・ブロック『泥棒は選べない』の巻 泥棒バーニイ×ジョン・レノン×ニューヨーク!;第3回 ウェイド・ミラー『罪ある傍観者』の巻 「が」と差別語が多すぎる!;第4回 ローレンス・ブロック『聖なる酒場の挽歌』の巻 数字の話あれこれ;第5回 アン・タイラー『アクシデンタル・ツーリスト』の巻 めざすべき翻訳とは?;第6回 マイクル・Z・リューイン『刑事の誇り』の巻 頑固親爺とおやじギャグ;第7回 エルモア・レナード『マイアミ欲望海岸』の巻 和臭か、無臭か、洋臭か。;第8回 クレイグ・ライス『第四の郵便配達夫』の巻 名物編集者との超肩こり初仕事;2章 昨日のスラング、今日の常識(第9回 チャールズ・バクスター『世界のハーモニー』の巻 現在形は悪魔の囁き?;第10回 ネルソン・デミル『チャーム・スクール』の巻 翻訳人生最大のピンチ!?;第11回 フィリップ・マーゴリン『黒い薔薇』の巻 YOUに“こだわる”;第12回 ジョン・ル・カレ『パナマの仕立屋』の巻 またしても翻訳人生の危機!;第13回 ボストン・テラン『神は銃弾』の巻 難物中の難物に悪戦苦闘(1);第14回 ボストン・テラン『神は銃弾』の巻 難物中の難物に悪戦苦闘(2);第15回 デイヴィッド・ベニオフ『25時』の巻 映画を見て思わず「あっ!」;3章 悪人はだれだ?(第16回 リチャード・モーガン『オルタード・カーボン』の巻 思い出がいっぱい詰まった難物;第17回 ジェームズ・M・ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』の巻 思い焦がれた名作の新訳!;第18回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(1);第19回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(2);第20回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(3)
本書はローレンス・ブロックの〈マット・スカダー・シリーズ〉をはじめ、2002年度「このミス」第1位のボストン・テラン『神は銃弾』、エルモア・レナード、トム・ロブ・スミス、ドン・ウィンズロウなど、ミステリーを中心に200冊近い訳書を刊行してきた名翻訳家が、自身が手掛けてきた訳書を再読し、翻訳家デビューのいきさつから、誤訳の数々、マイクル・Z・リューインとのメール交流、ジョン・ル・カレの逆鱗に触れた英文、レイモンド・チャンドラー「待っている」新訳での「大発見」まで、それぞれの訳書にまつわるエピソードと時々の翻訳事情で40年に及ぶ翻訳稼業を振り返る回顧録です。ブルーミングデールズはニューヨークのスーパー? 「ダウンタウンに行こうぜ」は「繁華街に遊びに行こうぜ」ではなく「署まで行こう」? 八十七分署ではなく「八七分署」なのはなぜか。過去形か現在形か。「が」と「は」はどう違うのか。「ごさんなめい」「何を言っトルコ」の原文は?等々、具体的な事例から翻訳のノウハウを教える指南書であるのはもちろん、その訳書の読みどころを訳者の視点で語るこの40年間の翻訳ミステリーの極私的ブックガイドでもあり、翻訳にあたっての数々の裏話はその本を読む楽しみを何倍にもしてくれること間違いありません。翻訳者志望や翻訳に興味のある人はもちろん、ミステリー好き、すべての本好きが楽しめる1冊。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
訳書200冊の名翻訳家が自身の訳書を読み直し、翻訳人生最大の危機からチャンドラー新訳での大発見まで、40年間のエンタメ翻訳界を振り返る!
1章 ミステリー翻訳者(第1回 ジョン・ウィンダム「賢い子供」の巻 だるまに助けられる!;第2回 ローレンス・ブロック『泥棒は選べない』の巻 泥棒バーニイ×ジョン・レノン×ニューヨーク!;第3回 ウェイド・ミラー『罪ある傍観者』の巻 「が」と差別語が多すぎる!;第4回 ローレンス・ブロック『聖なる酒場の挽歌』の巻 数字の話あれこれ;第5回 アン・タイラー『アクシデンタル・ツーリスト』の巻 めざすべき翻訳とは?;第6回 マイクル・Z・リューイン『刑事の誇り』の巻 頑固親爺とおやじギャグ;第7回 エルモア・レナード『マイアミ欲望海岸』の巻 和臭か、無臭か、洋臭か。;第8回 クレイグ・ライス『第四の郵便配達夫』の巻 名物編集者との超肩こり初仕事;2章 昨日のスラング、今日の常識(第9回 チャールズ・バクスター『世界のハーモニー』の巻 現在形は悪魔の囁き?;第10回 ネルソン・デミル『チャーム・スクール』の巻 翻訳人生最大のピンチ!?;第11回 フィリップ・マーゴリン『黒い薔薇』の巻 YOUに“こだわる”;第12回 ジョン・ル・カレ『パナマの仕立屋』の巻 またしても翻訳人生の危機!;第13回 ボストン・テラン『神は銃弾』の巻 難物中の難物に悪戦苦闘(1);第14回 ボストン・テラン『神は銃弾』の巻 難物中の難物に悪戦苦闘(2);第15回 デイヴィッド・ベニオフ『25時』の巻 映画を見て思わず「あっ!」;3章 悪人はだれだ?(第16回 リチャード・モーガン『オルタード・カーボン』の巻 思い出がいっぱい詰まった難物;第17回 ジェームズ・M・ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』の巻 思い焦がれた名作の新訳!;第18回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(1);第19回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(2);第20回 レイモンド・チャンドラー「待っている」の巻 小鷹信光さんと三川基好の思い出(3)
[日販商品データベースより]本書はローレンス・ブロックの〈マット・スカダー・シリーズ〉をはじめ、2002年度「このミス」第1位のボストン・テラン『神は銃弾』、エルモア・レナード、トム・ロブ・スミス、ドン・ウィンズロウなど、ミステリーを中心に200冊近い訳書を刊行してきた名翻訳家が、自身が手掛けてきた訳書を再読し、翻訳家デビューのいきさつから、誤訳の数々、マイクル・Z・リューインとのメール交流、ジョン・ル・カレの逆鱗に触れた英文、レイモンド・チャンドラー「待っている」新訳での「大発見」まで、それぞれの訳書にまつわるエピソードと時々の翻訳事情で40年に及ぶ翻訳稼業を振り返る回顧録です。
ブルーミングデールズはニューヨークのスーパー? 「ダウンタウンに行こうぜ」は「繁華街に遊びに行こうぜ」ではなく「署まで行こう」? 八十七分署ではなく「八七分署」なのはなぜか。過去形か現在形か。「が」と「は」はどう違うのか。「ごさんなめい」「何を言っトルコ」の原文は?等々、具体的な事例から翻訳のノウハウを教える指南書であるのはもちろん、その訳書の読みどころを訳者の視点で語るこの40年間の翻訳ミステリーの極私的ブックガイドでもあり、翻訳にあたっての数々の裏話はその本を読む楽しみを何倍にもしてくれること間違いありません。翻訳者志望や翻訳に興味のある人はもちろん、ミステリー好き、すべての本好きが楽しめる1冊。